ノーゲーム・ノーライフ 5 ゲーマー兄妹は強くてニューゲームがお嫌いなようです (MF文庫J) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 弱いことを知ってる人は高みを目指す。
    全てを持つものは目的も夢もあると認識する。
    全てがないものは全てを望む。
    また全てが手に入るものは手に入らないものを欲す。

    今回は前の話もそうですが、結局プラムとのゲーム(駆け引き)であり、海棲種(セーレーン)での恋愛ゲームはその一部。
    ただ普通に読むだけじゃ4,5巻の深い意味はわからず、内容を振り返ってみるとミステリーじみたものでした。

    ただ相変わらず戦闘描写だけはわかりづらいというか、理解しにくい。
    一方的に天翼種(フリューゲル)が夢の世界で殺戮してるシーンはわかりやすいのですが、そのフリューゲルとの鬼ごっこは言葉遊びがメインであり、鬼ごっこかわかりづらい。
    確かに空を飛ぶ鬼ごっこなど誰もやったことはないし、迷路じみた場所を阿吽の呼吸で進み続けるというのは難しいものではあります。
    そういう意味では、意思疎通にお互いの手の感触だけという部分にだけ着目すればいいかもしれない。
    あくまでゲームであり、鬼ごっこという戦闘のようなものを期待するのは、求め過ぎということも実際あるのかもしれません。
    とはいえ、動きを例えば映像化した際、すっごい過激なシーンに思えるシーンも……描写ではそこまで浮かんできません。
    確かに描写されてはいるけれど、なんていうんだろう。フリューゲルのオーバースペックがうまく書かれてなかったというべきかな? 夢の世界ではありましたけど。

  • 6巻発売を期に5巻から再読中。
    異世界で主人公無双の好きなシリーズ。
    ・・・なんだけど、さすがに俺Tueee!、ご都合主義、思わせぶり、作者だけニンマリな要素が多すぎてちょっと胃もたれしはじめた。

    面白いし、ご都合も演出だとも思うんだけど、超理論すぎて何でもありかよ!って方向に進みつつあるような気が。

著者プロフィール

ブラジル屈指のカリスマクリエイター(※担当編集談)。共著に『クロックワーク・プラネット』、著・イラストに『ノーゲーム・ノーライフ』(MF文庫J)、イラストに『いつか天魔の黒ウサギ』(富士見ファンタジア文庫)ほか。

「2018年 『クロックワーク・プラネット(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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