ねじの回転 (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

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著者 : ジェイムズ
制作 : 土屋 政雄 
  • 光文社 (2012年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (143ページ)

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ねじの回転 (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

  • 良かった。一息に読んだ。全く怖くないので、ホラーと思って読むと肩透かしを食らうだろう。
    語り手の女性家庭教師のうねるような独白が延々と続く。遠回りでまわりくどい思考と行動の仕方ではあるが、ねじをぐるぐると回すように次第に核心へ近づいていく。しかしその中心部にあったのは不可解な空白だった。
    どうとでも取れる曖昧さに痺れる作品。(私は、家庭教師の思い人はマイルズだったのだろうと考える。だってそう考えた方が、あのラストが何倍にも引き立つから。)

    性的なほのめかしが多いそうだが、(ポケットに手を入れる、木の板に棒を入れようとする、大きな◯?)読んでいるときは全く気付かなかった。訳が変われば印象も変わるだろうか。

    解説おもしろい。ヘンリー・ジェイムズの他の作品、特に晩年のもの(鳩の翼、大使たち、黄金の盃)を読んでみたい。

    スティーブンスンと仲が良かったそうだ。中島敦の『光と風と夢』を調べてみると、「コルヴィン、バクスター、W.E.ヘンレイ、ゴス、少し遅れて、ヘンリィ·ジェイムズ、思えば俺の青春は豊かな友情に恵まれていた。(位置No.334)」とある。少し遅れて…

  • ずっとこの話はなんなんだ?って読んでたら突然終わった感じ。なんとなく語り手の家庭教師に対する不信感を抱きながら読んでいた。実際、クイントとジェスル先生はほんとに幽霊として存在するのかというのが専らの議論の的だそうで。
    ねじの回転というワードが語りの中で二回くらい出てくるし、タイトル含め解釈を話し合うのが面白そうな作品。
    あと、恩田陸の小説に同名のがあったんですがなにか踏まえてるんでしょうか気になる。

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