ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 好きに、ラクに、楽しく、をモットーに
    目標設定は低く、人生は早めに諦めよう!
    などわかりやすい内容から、
    さすが元証券マンと思わせる、説得力のある話やちょいと私には小難しい話もありましたが、
    1テーマは短めでとても読みやすく、さくさく読めました。

    『インプットを最小化する』では、インプット、アウトプットの概念など全くなく生きていましたが、今までの人生、インプットばかりやったーーーと気づかされました。
    インプット=アウトプット
    アウトプットへつながるインプットが大事!!
    という大切なことを学びました。

    会社で、なかなか意思疎通ができない人がいて、何度もコミュニケーションを試みても失敗でした。
    結局、必要最低限のことはメモで伝えて、それ以外はシャットアウト。という方法でやり過ごしていました。
    『コミュニケーション成立比率』では、
    世の中にはコミュニケーション成立比率が低く、普通に話していてはわかりあえない人が一定数いる。
    誰とでもわかりあえるは幻想。
    という目からウロコの発想でした。
    今までモヤモヤしていた気持ちがスッキリしました。

    最後にちきりんさんは、
    1.自由に生きる、自分のために生きよう
    2.モノは考えよう、楽観的に生きよう
    と言ってます。

    自分のために、楽しく生きていきたいと思う、素敵な本でした。
    また、時々読み返したいです。

  • 社会派ブロガーちきりんさんの本。他の本も全部読みたい!
    「好き」「楽しい」「ラク」を優先するのもいけないことではないと考えることで、肩の力がぬけるのではないかと思いました。ラクするのは後ろめたい気持ち、少しだけ感じます…。
    「自分基準」で生きるということ、自分の気持ちを大切に生きていきたいと思いました。

  • ちきりんさんらしい、論理的かつ現実的な一冊でした。

    「学びたければ金を稼げ。金を払っている暇はない」

    このフレーズがとても気に入りました。
    情報商材に手を出してる暇があったら、とにかく手を動かした方がいいですね。

  • タイトルから、”気楽に生きよう”という内容かと思いきや、本書のメッセージは”社会規範や世間の目を気にせず、自分らしく自由に生きよう”というものだった。


    どう生きるかはそれぞれの価値観で決めればいいと思うが、社会規範に従った生き方は、無難で感情の振れ幅が小さい生き方である一方、自由な生き方は感情の振れ幅が大きい生き方なのかもしれない。

    あと、お金を払うより貰う方が学べるという話は、自分の仕事経験を通しても共感できた。仕事に関する学びは、なんでも仕事を通じた方が手っ取り早い気がする。

  • Amazon Audibleにて。

    ちきりんの処女作で、会社員を辞める前後(?)に上梓した本。

    ゆるく生きていい。
    そもそもなぜそんなに成長に囚われているのか。
    他人と比べず、自分基準で判断して生きればいい。

    ごく当たり前ではあるものの、重要なメッセージが詰まった本。

  • 自分に自信が持てない時期だったので、読んで気持ちが楽になりました。日本はヨーロッパのイタリアを目指せば良いと言うのが面白い表現だなと思いました。疲れてる時に読んで欲しい一冊です。

  • 生き方・考え方の本。
    世間の掟に縛られず本当の自由を謳歌しよう的な内容。

    たまにこういう価値観の本を読むと考えがリセットされていいかも。
    まぁ、社会の中に生きてるので縛られやすいですけどね。事実は一つ、解釈は無限。楽しく生きられるに越したことはないですね!•••その楽しいも本当に自分が望んでいるもの?心から楽しく感じるには、自分とも向き合う必要があります。

  • 自分の狭くなった価値観を広げてくれる発想が多くて面白かった。
    中でもニートはNot in Education, Employment, or Trainingで働く、勉強する、訓練するの3つの価値観しか認めないような発想だと批判されていて、今まで全く疑問を抱かなかった自分に気づいて驚いた。

    自分軸と思っていることでも、案外他人軸に支配されていることって多いんだなと改めて気付かされた本

  • あんまり世の中で大きな声で言ってはいけない雰囲気になっているけれど実際のところそれが妥当だろうな。と思うようなことが沢山書いてあった。
    中でも「そうだよねぇ」と思ったのは「日本はイタリアっぽい所を目指せばいいじゃん」というもの。
    先進国の最後の方にいて失業率はそこそこ、ものすごく貧しくはなく楽観的。
    楽観的以外は割と似てると思ったんだよねぇ。。。

  • 人生を楽しく、ラクに過ごすためには、もうちょっとゆるく考えたほうがいいという本。
    自由に楽観的に生きようという考え方を元に生活、お金、仕事に関するテーマを取り上げている。
    10以上前に出版された本だけれど、古さを感じない。
    ものを所有せず、デジタル化、クラウド化、レンタルする現象がより進展するという展望など鋭い。

著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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