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- / ISBN・EAN: 4988013621169
感想・レビュー・書評
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全くの予備知識もなく見た作品でした。
1950年代を舞台にしたサクセス・ストーリーでした。フランスの片田舎に住んでいた娘が、父に送られたタイプライターでその能力を開花させ、世界タイピング・コンテストで優勝を争う事になる。
そして、その能力を発揮させる手助けをした実業家との恋を絡めながらコミカルに、そしてハート・フルに描いた観ていて楽しい作品でした。
人の生き方として一生懸命に打ち込む姿や人を愛する姿に接する事は素晴らしい事だと改めて感じさせられます。
クラシカルな衣装やヘアースタイルを観ていると何故かホッとしてしまうのは私自身が年齢を重ねてしまったせいなのか?(笑)・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このおしゃれなレトロ感はいかにもフランス映画。タイピングの早打ち選手権に人々が熱狂するのを見て「ほんまかいな」という感じですが、題材のユニークさは目を引きます。
ただ彼女の快進撃を女性の社会進出の象徴として描くところは中途半端だったか。タイピングのチャンピオンになったことにより彼女が勝ち取ったのは「恋」ではなく「自立」であるはず。「フランス人を恋をする」なんて締めくくり方はおしゃれですが、それじゃないだろうと。
コーチ役の男の立ち位置も微妙で、女性の自立を助ける役割であるならば、彼はあのまま身を引くべきだと思うわけで、結局下心があったんかいと白けるところも。 -
ううううーん…。
映像の色彩やファッションは本当に愛らしくて、見るのが楽しいのだけど、物語は…。
女がほとんど何者にもなれなかった時代、何者かになりたくて田舎を出たヒロイン。
彼女がタイプの大会を勝ち上がると、女性達は彼女に憧れる。
そこまではいいんだけど、大会で勝って、その後は?
彼女のその先が何も描かれていない。
いえいえ彼女は愛を勝ち取りましたーなんて言ったらゴルフボール投げるからね!何だそれ!何だそれ!
相手の男性も何なのあれ…彼の一つ一つ腹立つわ…。
私にとっては物語抜きに映像を眺める用の映画だった。
そういうのもありだとは思う。
その意図で作られたのではないにしても。 -
主演、衣装、かわいい。
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No.60 / 2o16
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これは働く女の話かと思って見たから、ラブコメでびっくりした。
彼女がタイピストである意味ってある〜?て思った。
さすがフランス映画は構図から何からかわいすぎる!
話の深み的には幼児用プール級の浅さだけど、
色使いとローズの可愛さが補うどころか有り余ってる! -
古くさーい感じの設定なんだけど、
憎めない〜。
マリがすごく素敵。
クリスマスの夜のシーンがすごくいい。
個人的にはローズよりも
面接に来てた女の子たちと
アメリカのチャンピオン、
メガネの出演者がみんなかわいい〜〜〜 -
ファッションがいい
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2012年公開
監督 : レジズ・ロワンサル
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社長秘書にあこがれて出てきた田舎娘が、タイピング世界選手権に挑んでいくお話。
あまり描かれてこなかった職業にスポットをあてて、かつスポコン映画にしたのは新し感があったのだけど、社長と秘書のラブコメっていう点では、まあちょっとありきたり感が否めず。どうしても絵が地味になりがちなタイピングに、もうちょっとストーリーというか、描写を過剰にやっちゃってもよいような気がしたり、あるいは人物描写をもうちょっと練りこんでもよかったような気がしたり。