刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 貴重な刑務所生活の記録だと思う。ホリエモンは意外とマジメな人だった。

  • ホリエモン刑務所シリーズの中で、一番詳しく書かれていて読み応えがある本。
    この本を読んでホリエモンを見る目が変わった。

    何不自由ない生活から一変、他人の下の世話をしたりトイレ掃除をしたり、理不尽な上下関係を強いられたり、どれほど屈辱的で辛いことだったろうと思う。

    こんな経験を経て、見事に社会復帰したホリエモンは、尊敬に値する人物だと思う。
    これほど凄まじい体験をしているのに、最近では収監されていたことを忘れるくらい過去の話は一切しない。
    過ぎたことは振り返らない性格なのだろうけど、それもまた潔さがあって個人的には好印象。

  • こないだ、ゴーンさんと対談してたとは思えない笑笑
    私が初めて見た堀江さんだった。
    仲間が多い人だなぁ。
    私には、こんなに頻繁に面会来てくれる仲間は居ない。

  • ホリエモン氏の刑務所ネタ。出所後もこれで著作を作り上げる徹底したキャッシュマシーンであるが、それもまたご本人の一面だろうし、愉しんでいる感もあるところが憎めない。また読み進めていいくと、この事実に直面して、塀の中の人々との付き合いは、ご本人の人柄にも触れるような気がするところが、またいい。人物評は両極端であろうが、やはり身近な人とのお付き合いを大切にしているからこそ、塀の中でも、そして出所後もこのように書籍化することができるのではないか。

  • 1、2と続いてきてこれが最終巻。

    前半で出所してから規制なくあけすけに書いた部分がでてきてから2の続きの手紙での日記へと続く。
    毎日の献立記載があったりなかったりでそこをちょっと楽しみにしていた私としては残念だけれど文章が1より上達しているなあと感じる。

    そしてあけすけに書いても長野刑務所はおすすめとあり、その情報が自分の人生で役に立つのはちょっと困るけれど検閲にひっかからないための嘘ではなかったんだなと非日常な場所とはいえ少し和ませてもらっていた身としてはほっとした。

    正確な仮出所日は知らなかったため、最後のいつ仮出所が来るのかというドキドキは一緒に見守っているように読んだ。
    そして体験したことのない生活での感情や考え方の動きも1から通して興味深かったけれどこの「わず」が一番生々しく伝わってきておもしろかった。

  • 出所して半年経った後で刑務所時代を振り返って書いたエッセイと、服役中のメルマガ用日記(出所前の半年分くらい?)をまとめた本。
    刑務所なう、が二冊出ており、これがシリーズ三冊目らしい。
    合間にエッセイを一部書き起こした数ページ漫画もあり。

    エッセイ部分は読みやすく、刑務所の中の描写も興味深かった。
    日記は2013年頃のことなので、時事ニュースが全体的に古かった。あと、急に出て来る単語の説明があったりなかったりで読みにくく、一部、読み流した。

  • まぁ、刑務所の中での日記ですね。
    おそらく、かわりばえのしない刑務所の生活での楽しみが食事なのでしょう。食事メニューは毎回きちんと書いてます^^
    新聞などから得られる情報でホリエモンなりの見解もかかれていて興味深いです。
    中での生活や作業など、こちら側ではわからないような色んなことが垣間見れて面白かったです。
    ホリエモン好きなので、尚更(笑)

  • 逮捕されてからのホリエモンの本は、何故だかたまに手に取ってしまう。この書籍の前に2巻刑務所生活の話があるようだが、これは刑務所生活最後と釈放後の数日のお話。

  • Kindleはなかなか便利だなぁと思うのだが、ちょっと立ち読みしてみれば絶対買わないような本もつい、購入してしまうのが欠点か。。。

    著者が収監中に綴っていた日記をまとめたもの。周りの状況を面白がるポジティブさはさすが、だが内容的には見るべきものなし

  • 前科のある人にしか分からない、しかもその経験が表現豊かに

    書かれていてこれは素直におもしろい!




    堀江さんのことは全然好きじゃなくて、著書も全く読みたいという気持ちが

    なかったですが、この刑務所の実体験はとっても興味がそそられて

    Kindle版を購入しました。




    さすがと思うような頭の良さが分かる部分もありながら

    刑務所という狭い世界の中で

    人間関係に悩んだり、汚物を片付ける衛生係の仕事に打ちこんでいる様子は

    とっても人間味があり、ページが進みました。




    「刑務所に入って一番変わったことは

    他人のうんちを素手でつかめるようになったこと」




    と書かれていましたが

    この1年9カ月の刑務所暮らしという負の部分と思われることですら

    自分の今後の人生に活かし、ビジネスに変えていこうとする

    この人の前を向く姿勢は、好き嫌いを度外視して

    学ぶべきものだと感じました。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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