新装版 ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上) (角川スニーカー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 主にパーンが主人公となっての最終編上巻。たかが見習い騎士にいきなりそんな大事任せちゃいかんだろう、という例の不自然感が再び。。。

  • ロードス島が舞台のファンタジーの6巻。
    主人公がスパークに変わり、彼の成長がテーマなかんじ。
    無事に若者が成長したところで次の最終巻につながって終了。

  • ロードス島の安定を脅かす戦争や陰謀に立ち向かう勇者たちの物語。「ロードス島戦記」シリーズ第6作。

    奪われた秘宝「魂の水晶球」を奪還すべくダークエルフたちを追うスパーク一行。事件の背後には、邪神復活をもくろむ黒の導師の姿があった。

  • 物語は、フレイムの騎士見習いの青年スパークが、ロードス島の平和を脅かす邪神カーディスの復活を阻止するために、聖騎士団の一員として旅立つところから始まる。スパークたちは、カーディスの信奉者である魔族や邪教徒との戦いや、ロードス島の各地の伝説や謎に直面しながら、カーディスの封印が解かれる前に、その秘密を探るべく、ロードス島の南部へとに向かう。しかし、彼らの前には、カーディスの復活を望む者たちや、ロードス島の運命を左右する力を手に入れようとする者たちが立ちはだかる。スパークたちは、ロードス島の未来を守ることができるのだろうか?

    本書は、ロードス島戦記シリーズの中でも、特に重要な位置を占める作品です。なぜなら、本書は、ロードス島の創造と滅亡の核心に迫るとともに、ロードス島の現在と未来に大きな影響を及ぼす出来事を描いた作品だからです。

    本書の魅力は、やはり、作者の水野良が描く、ロードス島の壮大なスケールと豊かなイマジネーションです。ロードス島の各地には、古代文明の遺跡や神話の名残が散りばめられており、それらが物語に深みと謎を与えています。また、ロードスには、人間だけでなく、エルフやドワーフ、魔族や竜など、様々な種族や生き物が住んでおり、それぞれが独自の文化や思想を持っています。それらが交わったり、対立したりすることで、ロードス島の歴史や社会が形成されているわけですが、作者は、これらの要素を巧みに組み合わせて、ロードス島という架空の世界を生き生きと描き出していのです。

    本書のもう一つの魅力は、登場人物たちの個性と成長です。主人公のスパークは、若くして聖騎士の重責を背負っており、自分の役割や信念に悩むこともある青年です。しかし、仲間たちや先輩たちとの出会いや別れを通じて、自分の道を見つけていきます。また、ロードス島戦記シリーズのファンにとっては、前作に登場したパーンやディードリットなどのおなじみのキャラクターたちが再登場することも嬉しいポイントでしょう。

    物語は、スパークたちの冒険や戦闘だけでなく、ロードス島の歴史や神話、政治や宗教など、様々なテーマに触れており、その内容にも考えさせられます。そして物語は、上巻の終わりに、衝撃的な展開を迎えるため、下巻に続くこのクリフハンガーは、きっと興味をそそること間違いないでしょう。

  • 主役交代。ディードリットが出てこない。スパークはパーンよりも激情家だ。魅力を感じない。
    慣れ親しんだキャラクターがおらずかといって話も複雑化してなかなかついていけず。次でラスト。

  • 騎士見習いスパークの、まだ未熟な性格に若干のモヤモヤを感じてしまう本巻。全てが完結するという次巻に期待です!

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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