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- / ISBN・EAN: 4988142990228
感想・レビュー・書評
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1964年ミシシッピーで三人の失踪事件をきっかけに差別主義者たちの行動がエスカレートしていくもの。
聖書の教えの元で差別主義が教え込まれたということに当時を知らない日本人の自分にはとても驚いた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見て損はない
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(寅さんよろしく)これを言っちゃおしまいだが、初めから強硬手段で容疑者たちを追い詰めれば良かったかと…
またwikiにある通り、当時のFBIの立ち位置なども史実通りに描けば完璧だったと思われる(少なくてもFBIは非協力で、現場の捜査官も苦労していた風に描けば公民権運動家の人々も多少は納得したかと)。
さらには、↓の方のブログの結果も絡め、史実に基づいたリメイク版を期待したい。
http://www.fujinaga.org/blog/bt/2005/01/post_77.html -
295-1
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1964年。黒人に対する差別感情の激しいミシシッピー州で、無気力になった黒人たちを啓蒙しようと乗り込んだ3人の公民権運動家が、突然消息を絶った。事件を重要視した連邦政府は、白人によるテロ行為を暴くため、叩き上げのルパート(ジーン・ハックマン)とハーバード大出身のエリート、アラン(ウィレム・デフォー)の二人のFBI捜査官を派遣する。そこで彼らが見たものは、白人に虐げられ、それを告発することもできぬ黒人たちだった。
アメリカ社会の人種差別問題が前面に出ていますが、話の大筋はFBI捜査官の二人が公民権運動家の失踪事件を追うオーソドックスな刑事ドラマ。白人は非協力的、黒人も白人の報復を恐れて協力してくれず、KKK(クー・クラックス・クラン)や保安官らは捜査の妨害するなど、なかなか真実に辿りたどり着けないという展開で観応えがあります。
また、タイプの異なる二人のバディ感も面白く、サスペンス映画としては良い出来映えだと思います。 -
これを観てアメリカ公民権運動の歴史を学ぶきっかけになり19の時にミシシッピこそ行かなかったものの、ニューオリンズからメンフィスをまわった。映画は史実には反してるという指摘はあるけどきっかけには充分。エリアス、じゃなかった、ウィレム・デフォーの若かりし日々。アメリカを代表する、主役を食う名脇役だと思う。えっ、主役だって?そしてジーン・ハックマン。代表作と言えばフレンチ・コネクション?遠すぎた橋?僕はこれと、ちょっと毛色は違うけどカナディアン・エクスプレスが好み。