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- / ISBN・EAN: 4988111245854
感想・レビュー・書評
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グザヴィエ・ドラン監督作。
あるトランス・ジェンダーとその恋人の10年間を描いた映画。
なんとなく『あのころエッフェル塔の下で』を思い出した。ドラン印はかっこ良すぎてナルっぽくみえる時あるなあ。
まあ、あんだけ才能があって美形ならしょうがないけど。
完璧だもの。
恋人の葛藤がリアルに感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
観たよーハツドラ!ハツドラ!(笑)
落ち着いてるけど、情熱的。
荒いけど繊細。
雰囲気が凄く良くできてる。
才能を感じるね(^-^)/
現代の「男と女」的に
映像と音楽がたまらん(^-^)/ -
性同一性障害とか性転換とか、そういった主題を超越した愛は存在しうるのかを映画によって思考した映画。ある意味挑戦的な作品ではあったけれど、「意味」にあふれすぎていて饒舌な感じがした。けれども、長いにもかかわらず飽きずに見られた。
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No.35 / 2o16
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普通って何?
そんな問いかけと社会にぶつかりながらも生き方を見つけていく。
切ないけれど、愛そのものだけには偽りがなかった。 -
とにかく長い。性同一性障害の彼とその彼女の10年愛、と言えば聞こえはいいがかなり泥沼人情劇だぞ。フレッドが給仕のオバちゃんに啖呵をきるシーンは最高。
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途中の音楽めっちゃかっこいい!!
「いいえ、革命です」がやばい。
これは分厚い、凄まじい愛のぶつかり合いと、人生を、リアルにえぐるように描いている。
「視線が重要?」
「ええ、空気と同じ位にね。」 -
誰でも多かれ少なかれ秘密を抱えていて、それを打ち明けることは例え親しい間柄でも非常にエネルギーがいることだと思うんです。35年間抱え続けた秘密ならば尚更ですね。(実の親でさえ、いや、親だからこそ?拒絶を示すような)そのような秘密の告白を受け入れてくれて、理解しようとしてくれる。そんなパートナーであったならば、例え別れを迎えることがあってもこの人こそが最高のパートナーで、行き違いがあったにせよいつかまた受け入れて貰えるんじゃないかと、そんな淡い期待を持ってしまうし、忘れることはやはり難しいかと思います。けれども、一度終わってしまった関係は修復しても以前と全く同じにはならないし、別れを挟んで立場が変われば以前とは異なる視点を持ってしまうのも致し方ないこと。本作のように別々の道を歩み始めるための再確認になれたのは幸せなほうなのかなと思いました。
印象的なシーンが多々ありますし、合間に流れる音楽も心地よいので長尺での中だるみも耐えられました。最後のシーンの解釈のためにも、もう一度見直したい作品です。