まぐだら屋のマリア [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
3.78
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感想・レビュー・書評

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  • 「マグダラのマリア」ではなく「まぐだら屋のマリア」。

    登場人物それぞれが胸に秘めている辛い過去が・・
    それが壮絶すぎて、読むのが辛いところもある。

    そんなそれぞれの過去がだんだんと明らかになりながら、最後はなんとよい読後感なんだろう。
    許せないと思っていた晴香さえ、最後は許せてしまう。
    それが原田マハさんの筆力なのか。

    登場人物みんながとても素敵。
    とくに克夫さんが魅力的でした。

    • りまのさん
      いるかさん、もう8月ですね。いかがおすごしですか。
      いるかさん、もう8月ですね。いかがおすごしですか。
      2020/08/02
    • いるかさん
      りまのさん コメントありがとうございます。
      時間が経つのが早いですね。

      いつもレビュー楽しみにしています。
      これからもよろしくお願...
      りまのさん コメントありがとうございます。
      時間が経つのが早いですね。

      いつもレビュー楽しみにしています。
      これからもよろしくお願いします。
      2020/08/02
    • りまのさん
      こちらこそ、よろしく願います。
      こちらこそ、よろしく願います。
      2020/08/02
  • 最初は、なんなんかなと思いながら、読んでいたが、途中から、一気に読んでしまった。重い過去がありながら、乗り越えて生きていけるようになったことが良かった。

  • 名前が聖書の聖人の名前をモチーフにつけられているのだけれど、桐江さんにはまいった。

  • ミステリアスなマリアと女将。皆何か悲しみを抱えて生きている。なんとなく哀しい気持ちを持ったままストーリーは進んでいく。なぜ私も哀しいんだろう、、、と思いながら読み進む。
    贖罪と許しの話。

  • 過去の事件と現在を交互に進行させる手法が、早く早く先を読みたいと思わせますね。原田マハさんは様々な分野、テーマ、舞台で小説が書ける稀有な作家さんですよね。料理人の成長物語かと思いきや、意外と暗い過去と重い事件が重なって、でも最後は希望が湧く…おもしろかったです。

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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