イリヤの空、UFOの夏 その1 (電撃文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 20年ぐらい前に読んだものを再読。もっと読み易いものだと思ってたけど、思いの外くどい文体。内容は面白い。
    Amazonのレビューで「2巻からが本番」と言うものがあったので今後に期待。

  • 夏休みはUFOが出るものだという新聞部部長・水前寺邦博の発言から、浅羽直之の夏休みは学校の裏山での張り込みに消費された。新学期前夜、浅羽はせめてもの想い出にと学校のプールに忍び込む。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。

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    ※シリーズ4冊読了しての感想です。

    全体的に疾走感があり、アニメを見ているような臨場感のある文体や描写を楽しみました。最初はアニメ向きな内容だなと思って読んでいましたが、終盤にかけて味わう気持ちは、原作だからこそ感じることができるものなのかもしれません。
    もう戻れないあの特別な時間に、あの年齢の私ができなかった冒険。本の中の主人公は、あの時の夢や冒険心を次々に現実化してくれる。懐かしい気持ちと、憧れと。いろんな感情が織り交ざって、ワクワクしながら読み進めることができました。

    ☆一つマイナスの理由は、番外編や本編にあまり関係のないエピソードで疾走感が落ちてしまうことがあったこと、また、描写やセリフなどに「中学生の男子感」というか、(主人公が中学生の男子だからという意味ではなく)ちょっとやりすぎ感を感じてしまうことがあり、個人的な好みとしては楽しめない箇所があったからです。

    とはいえ、面白くないと4冊も読まないので、最後まで読ませる筆力とプロットの良さは確実にあったのだと思います。
    ただ最後は・・・。こういう終わり方だから良いという考えもあるでしょうが、私の好みとしては「アナザーストーリー」が欲しいですね^^。

  • 面白い。ライトノベルの割にライトじゃない面白い文体。
    中編のエピソードが文章のエモさ的にも一番好き。続きが気になる。雰囲気好き

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