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- / ISBN・EAN: 4532318408248
感想・レビュー・書評
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新しいの観たいとぼんやり思ってたら、これがあったのでレンタル。BBCのドラマ。
とにかく黒縁眼鏡が気になって仕方が無い。学者映画たまらん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めてホーキング博士をテレビで見たとき、あの異質な声と、語られる内容に度肝を抜かれました。科学にはまったくといって見識のない私でさえ肌で感じられるレベルの叡智に、テレビの画面越しに気圧されました。
そんな博士の若かりし頃の映画。しかも主演がベネディクト・カンバーバッチ。期待を裏切らない演技でした。
終盤、ALSが進行して歩くこともままならなくなるところなんて、素晴らしかった。一瞬一瞬の顔が、ふと博士に似ているようで、それも心を打つ。
病気が分かった際、博士のお母さんがお父さんに言った「You have never been a sentimental person. If you care about him you've got to carry on」の言葉、最後の博士の言った「We are small, but we are profoundly capable of creating something big」には涙を誘われます。
学問は美しく、学ぶことは心震えることで、それは決してテストや試験のためなんかではないということを再認識できる。彼のように学べれば、幸せだろうなあと。
そして、その博士が子どもたちに「愛をみつけたら、それはとても貴重なものだから、離さないようにしなさい」と言っているのには笑みがこぼれますね。
元は映画ではなく、BBCのドラマだったと思うのですが、良作です。
そして、ペンローズ役の彼が格好良いです。余談。