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感想・レビュー・書評
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Kindle Unlimitedで購入
新版になり改めて読み直してみた。
初版が2008年、新版が2014年の発売なのでいさかか時間はたってはいるものの、違和感を感じる箇所は全くといって良いほど無かった。本質論として優れているのだろうと思う。
「課長の教科書」ではあるが、部下を持つ人のみならず、自らのキャリアを考えるきっかけになる本でもあり、広く30代~40代にお勧めできる。
分量も多くないこともあり、自分自身も、今後迷ったらこの本に帰ってくることは間違いない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自身の正当性を示すこと。
適度に権威を持つこと。
英語を勉強すること。
今だけでなく先のビジョンを持つこと。
全社レベルで優先順位が分かること。 -
課長になったときに起こる変化、意識的に理解をしておくべき課長としての役割について非常に具体的かつ明確に記述されていた。
・部下を道具だと思わず、興味を持って知ること
・経営層からの声と現場の声が交錯するのが課長であり、如何に情報を理解し、双方に分かりやすい形で伝達していくことが重要
・浅くても人間関係を広げていくことで次の仕事に繋がる可能性を高める -
課長(G1)になるためには
「はじめての課長の教科書」
■課長の役割
モチベーションの管理
モチベーションを高める、維持する
⇒モチベーションを高める、維持するためには
「部下が自分は大切にされている」実感をもって仕事をしている
■課長の基本スキル
・心理的安全性を高め、部下を守られていると感じる事
⇒部下の失敗などの悪い情報を上がってきやすくする、大丈夫な状況にする
⇒悪い情報が上がったときに、そのまま上司や経営者に伝えてはいけない
(犯人が部下にならないようにすべき)
・部下を褒める、叱る
⇒褒める=感謝の意を示しつつ、進むべき方向をしっかり示す。人前で褒める(田中角栄のように)
⇒叱る=人陰で叱る、部下の面子を潰さない。叱る時はフィードバック的な意味合いで行う
・部下をコーチングし答えを引き出す
⇒コーチング=指示やアドバイスではない。「問題の答えはその人の中にある」
⇒そのための技術が「質問」。上手に質問を繰り返す。
⇒部下の価値を信じる、秘密を固く守って信頼関係を築く
⇒逆にアドバイスや指示をしてはいけない。
■避けることができない問題
・問題社員が現れる=特に能力が低い社員
⇒簡単に諦めず能力を引き出す。自信を無くしてしまっているケースが多いので、
簡単な仕事から任せて、成功体験を積ませる。能力が低い社員を切り捨てる人はリーダーの資格はない。
・部下が「辞める」と言ってくる
⇒辞めてはいけない理由を羅列してはいけない。どうしてやめようと思ったか理解する。
⇒辞める決意が強くない部下は「真剣に話を聞いてもらいたい」サインだと受け止める。
⇒決意が固い場合には、それに気づかなかった証拠なので、反省すべき。
・心の病にかかる部下が現れる
⇒不眠症、食欲低下など心の病の兆しを発見する。
⇒職場の女性に変化があったら、すぐに教えてもらうように教えてもらう。
■課長になるために必要なこと
・人としてデカい人が成功する -
課長うんぬんでなくビジネスパーソンとして一度読んでみてもいい。散らばった思考の整理になるかも。
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Kindle Unlimited
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1.風通しのよい会社は、情報の取捨選択が個人に。
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再読だが、得るものが前回に比べ物にならないくらいあった。
「人間中心主義」の経営へ
・経営者と現場の価値観の通訳
・部下を肯定する、期待する
・褒めるときは人前で、叱るときはこっそりと
・叱るときは最後は明るい雰囲気で閉める
・コーチング
・没頭させる
(今後、加筆修正の可能性あり) -
ふと我に返るフレーズが散りばめられている
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