- Amazon.co.jp ・電子書籍 (135ページ)
感想・レビュー・書評
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Kindle Unlimited。
「凡人の優れているところなんてたかが知れて」いるから、そこを伸ばすのは間違い。むしろ苦手なところに「立ち位置確立」のヒントがある。
自分が所属する組織で、まだ誰もやっていないことをする。
「個性」と違い「特長」は相対値なので、凡人でも必ず作れる。
スキルアップより「実戦をイメージする力」が重要。
「どうにもならないこと」に固執せず、「なんとかなること」に集中する。
特殊技能の無い発達障害者である自分でも何とかできそう、と思わせてくれる本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
才能やスキルだけに頼るのではなく、自分の特長を見つけて、自己プロデュースで特長を発信する人生の戦い方を説いた本。
大手広告代理店・電通でスポーツビジネスのプロデューサーとして活躍した後、高校教師となって弱小だったラグビー部を3年で花園での全国大会出場に導いた著者。その著者が自身の経験をもとに「常識に縛られない方法」で人生を生き抜くことを説いています。
他人より抜きん出るためには「常識に縛られない」ことが大事です。そのためには「考える」ことが必要。どうすれば抜きん出ることができるのかを徹底的に考えることで道は開けることを、本書は教えてくれます。 -
【由来】
・Kindleストアの日替わりセール品
【期待したもの】
・あまり自分の中でヒットするタイトルではないが、amazonのレビューが妙に高評価だったこと、割引率が大きかったことから購入
【要約】
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【ノート】
・意外によかった。たまたま同日に読了した「イシューからはじめよ」の実践版とも言える内容で、具体的な方法ではGTD的な記述も。ただ、この内容で定価1,500円は「ないわー」。
【目次】 -
そう!私も凡人!アイディア次第で才能にも勝てる。
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2014年に読んだ本の中で一番の当たりだったかもしれません。
著者の問題意識は、本のタイトル通り「凡人でもエリートに勝てるためには、どうするか?」だと思いましたが、
私が感じたものは、「よりより自分をプロデュースするためには、どうするか?」です。
特に印象に残った点は2つあります。
'1理想の日を書かせる。そして、チェックさせる
'2本当に必要な「スキル」を考えさせる。
以上2点は、実際に著者が静岡聖光学院ラグビー部の部員達に指導していることです。
'1は、実際に続けるのが非常に難しいことです。明日の予定を書く、考えるのは、仕事をしている
人にとっては、当たり前かもしれませんが、「理想の一日を記す」のは、大変ハードルの高いこと
です。
'2は私もそうなのですが、スキルに関して、大いなる「誤解」をしているのではないかと。。。
つまり、今自分が得ようとしているスキルは、果たして、成果に結びつくのだろうか?
という素朴な疑問です。自分の今までの「スキル獲得の歴史」を振り返ってみても、
殆どが、特に何も身につかないままに、終わっていたのではないかと思いました。
著者の本を読んで、著者が一番言いたいことは、エリートと互角に渡り合える方法ではなく、
結局の所、「己をよく知るには、どうすればいいか?」この1点だけなのではないかと思います。
非常に面白い切り口で、その方法論を語られています。一読する価値は、大いにあると思います。