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- / ISBN・EAN: 4580189028713
感想・レビュー・書評
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スピード感欲しかった じいさんおおいから無理か
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カート・ラッセル主演のクライム物。
美術品を贋作とすり替えるタイプの泥棒です。
バカで強欲な弟ニッキー(マット・ディロン)のせいで一度は失敗。
さらにこの弟に売られて5年の刑務所生活を終えたクランチ(ラッセル)。
「一回コケて8万円」のバイクスタント生活をしていたが
かつての仲間を集めて最後の大仕事!
…みたいな話です。
弟との確執があるんだか無いんだか、
少なくとも信じては居ないんだろうな、という感じ(他のメンバーもクランチ寄り)。
でも、大仕事に臨んで一応協力、数々の仕掛けを凝らしてやり遂げる様は中々。
ただ、作戦以外のシーンがイマイチ盛り上がらないのが残念。
話が多いのかな。
一応、コメディめいたシーンを多数ちりばめてるんだけど、
これがイマイチ笑いにつながらなくてね。
街中ですれ違う人々からスリまくるニッキー。
しまいには「オジョウちゃんお出かけ?」と小さい子供にまで声をかけ、
そのピンクの小さなお財布を盗む始末。
それをクランチに指摘され、逆ギレして
「金のためじゃねーんだ!」とかいって金をばら撒いて去るニッキー。
なんなんだよお前は。
また、ターゲットになる「福音の書」を隠すために
美術館に忍び込ませる「芸術作品風だけど実は金庫」みたいなのが
デッカイ女性器を模したものだったり、それに対しての数々のジョークだったり。
微妙に笑いの琴線がズレてる感じが残念。
ケネス・ウェルシュのジゴロっぷりはちょっと面白かったけど。
あと、彼らに振り回されるインターポールの人の
アドバイザー?みたいな感じだった爺さん、
「ジグソウ」の人かと思ったらテレンス・スタンプ(旧ゾッド将軍)だった。
ちょっと似て…ないかな…?