昭和4年4月16日
退役陸軍歩兵少佐正六位勲四等功五級
千田登文翁は今16日午前4時突然脳溢血
で逝去した享年83歳
その至誠謹厳にして節を持すること松柏
の如く古武士の典型であった
品行端正にして人格高潔識見高邁、常に
志操堅固であった
(ヨクワカラナイけど褒め言葉の羅列)
西郷の首を発見した金沢の名士である
その三男は皇太子(昭和天皇)行啓し
ての特別大演習の南軍兵站参謀として
参加したが、地元の悪童が電話線を面
白半分でハサミで切断したため連絡不
備により負けたコトに責任を感じて
切腹をした(木村三郎)
大正9年、信じられない武士の世界が
戊辰戦争・西南戦争・日清戦争・日露
戦争に出陣した千田の家に残っていた
著者は木村三郎の妻の妹の孫(´・ω・`)