マスゴミ [Kindle]

著者 :
  • 鈴木みそ
3.06
  • (0)
  • (3)
  • (13)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 59
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (129ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ルポ漫画というジャンルで、活躍している鈴木みそ。
    ある意味で、ジャーナリストは、マスゴミと言われるところがある。
     ゴシップ記事や芸能、不倫記事など、本来報道すべきものかなと思いながらも、興味を持ってしまうニンゲンのサガなのだ。人の不幸は、蜜の味ということで、蜜の味をみんなで分けようという魂胆かもしれない。この記者は嫁からマスゴミと揶揄される。記者なのだが、女装すると惚れ惚れとした美人に見える。「10年に一人、いやそれ以上よ」とオカマバーから絶賛される。そういう美人の前では、なんでも話してしまうという心理。変身願望を実現しながら、記事のスクープが得られるという1石2鳥の話。その展開が緩やかでおもしろい。
     結婚紹介所と結婚相談所が、違うとは知りませんでした。著者は、女装に憧れ、マッチョにも憧れるんですね。鈴木みそは、環境に順応して、物語を作るのがうまいなぁ。

  • 彼女にマスゴミと揶揄される記者が主人公。女装してネタを深掘していく。

  • みそさんの着眼点はわりと好き。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

漫画家。ちんげ教教祖。1963年静岡県下田市出身。美術予備校時代から編集プロダクションのライターとして雑誌作りに関わる。ゲーム攻略、記事、コラム、イラストなどをこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。マンガを描く。1ページのルポ漫画から、広告マンガ、ストーリーマンガまで幅広く受け付けている。著書に『ナナのリテラシー』『限界集落(ギリギリ)温泉』など。Twitter: @MisoSuzuki 鈴木みそオフィシャルBlog『CHANGE』

「2015年 『凡庸な作家のサバイバル戦略──結局どうすりゃ売れるのさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木みその作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×