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感想・レビュー・書評
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ルポ漫画というジャンルで、活躍している鈴木みそ。
ある意味で、ジャーナリストは、マスゴミと言われるところがある。
ゴシップ記事や芸能、不倫記事など、本来報道すべきものかなと思いながらも、興味を持ってしまうニンゲンのサガなのだ。人の不幸は、蜜の味ということで、蜜の味をみんなで分けようという魂胆かもしれない。この記者は嫁からマスゴミと揶揄される。記者なのだが、女装すると惚れ惚れとした美人に見える。「10年に一人、いやそれ以上よ」とオカマバーから絶賛される。そういう美人の前では、なんでも話してしまうという心理。変身願望を実現しながら、記事のスクープが得られるという1石2鳥の話。その展開が緩やかでおもしろい。
結婚紹介所と結婚相談所が、違うとは知りませんでした。著者は、女装に憧れ、マッチョにも憧れるんですね。鈴木みそは、環境に順応して、物語を作るのがうまいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みそさんの着眼点はわりと好き。
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