もらとりあむタマ子 [DVD]

監督 : 山下敦弘 
出演 : 前田敦子  康すおん  伊東清矢  鈴木慶一  中村久美  富田靖子 
  • キングレコード
3.29
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本棚登録 : 394
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003826215

感想・レビュー・書評

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  • あっちゃんこれが地じゃないか...という説も出たくらい演技が自然で上手。
    淡々と幸せそうなニートライフ。
    でもちょっと焦って、アイドルオーディションを受けようと思って撮った写真の髪型があっちゃんAKB 時代のもの。
    とか笑えた。

    これも青春映画だな。
    キラキラ輝いてるだけじゃないもの。

  • かなり好き。
    でも、好き嫌いがハッキリ別れそうな映画ではある。
    何かが起こるわけではなく、ゆるーくぐーたらな日常をやるわけですが…。
    ゆるーい映画は今までも幾つか観てきましたが、大体お洒落なんですよね。
    インテリアだったり、撮り方だったり、食事一つとってもそう。
    現実的なんだけど、何処か非現実的…。
    少なくとも自分の日常とはまた世界が違う。
    でもこの映画は、変に飾ってなく、変に洒落てもない。
    自分の日常に近い。
    また主人公のキャラクターも(苦笑)
    あぁ、やばい、傍から見るとこんな感じなんだよなと改めて思い知らされる。
    これよりはマシなんだけども、自分じゃ何もしてないのに、他に対してダメだな〜なんて呟くのもあるあるでした(苦笑)
    お前がダメなんだよ!の父親の一言に喝をいれられ、前田さんのドヤ顔での「少なくとも…今ではない!」の一言に噴きました。
    (元)AKBは正直好きじゃないのですが、前田さんの演技は素直に良かったです。

  • 東京の大学を卒業するも、甲府の実家に戻りひ
    たすらごろごろするだけのタマ子。
    何となく就職活動を始めたり父の再婚話に動揺
    したりするうちに少しずつ心境が変化し、やが
    て小さな一歩を踏み出していきます。
    タマ子の自堕落な一年を四季の移ろいとともに
    ゆったりと追いかています。
    プリンを食べながら漫画を読み、ニュースを見
    ながら「ダメだな日本は」と一人前に悪態をつ
    くニートライフを満喫するタマ子役の前田敦子
    の役柄が見物です。
    ダメダメなのにどこか憎めないタマ子がコミカ
    ルでぐうたらっぷりがだんだん可愛く思えてき
    た映画です。
    笑えて楽しく観れました。

  • この庶民的な空気感がとても好み。
    愛情豊かな優しい世界なんだけど、独特の空気感のおかげで押し付けがましくない。あとご飯が美味しそう。
    前田敦子、あんまり好きではなかったけど、だるそうな声や仕草が雰囲気でてていいなあ。ぶっきらぼうなのに何故か可愛くみえる不思議。
    個人的なことを言えば、自分も父子家庭で育って、高校卒業後にタマ子と同じような生活してた時期があるから共感しまくり。とにかく観てよかった。

  • 特に何もおこらないのが普通の人生なのかもしれなかった。
    過去の時代。
    懐かしさを感じる。
    人生に、コロナ禍が参加してきて温暖化問題もあって、生きるのはしんどくて。
    懐かしい優しい時代のはなしだった。
    前田敦子あんまり好きじゃなかったけど、タマ子は好きだった。

  • やさぐれて覇気のない感じに、ぼそっと出る台詞が面白かった。

  • ダメ人間を描かせたら、右に出る者のいない山下監督。
    この監督、男性を撮るのが上手いと思っていたけれど、いやいやどうして女性を撮らせても上手いですね。
    父娘あるあるのネタが満載で、面白かったです。
    前田敦子って、山下監督の作風ととても相性がいいように感じました。

    メジャーになるにつれ作家性が薄れてきたなあと、ちょっと淋しかったのですが、本作は初期のテイストに戻った感じでとっても自分好みでした。
    76分という尺も絶妙。
    この内容で76分以上あったら退屈を感じてたかも知れないけれど、その前にサクッと終わるところが◎

    (2013年 日本)

  • あっちゃんの可愛さにドキドキ。脚本と演出が絶妙で抜群の雰囲気になってる。こういう温度の日本映画が大好きです。

  • 好き嫌い別れそうだけど、空気感みたいなのがかなり好きだった

  • 山下敦弘監督 向井康介脚本 2013年作。前田敦子 康すおん 伊東清矢 中村久美 富田靖子出演。

    <コメント>
    •優しく守ってくれる父親なのに、心で軽蔑する。これは最近の女子の現実だろう。社会的に無能なのに、身の程を知らない大きな赤ちゃん。最近の若い女にはそういうのが多い。それが覚醒して行く過程を描く。
    ほんと、なんの取り柄もないのに上から目線の若い女が多くて嫌になる。こんなの昭和の頃にはいなかったのにな…。明らかな劣化。

    <あらすじ(ネタバレ)>
    東京の大学を卒業後、スポーツ用品店を営む父が住む実家に戻り、自堕落な生活をするタマ子(前田)。そこに父に再婚話の噂を聞きつけ、その人(富田)が主催するアクセサリー教室に出、上品で優しい人となりに触れ、これなら継母でいいかと父に伝えるが、父にはまるでその気はなく、かつ夏が終わったら家を出るように言われる。自分が父の優しさに甘えていたことにようやく気付きはじめたタマ子は、家事や店の手伝いをするようになる話。

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