鑑定士と顔のない依頼人 [Blu-ray]

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監督 : ジュゼッペ・トルナトーレ 
出演 : ジェフリー・ラッシュ  ジム・スタージェス  シルヴィア・ホークス  ドナルド・サザーランド 
  • Happinet(SB)(D) (2014年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953061088

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鑑定士と顔のない依頼人 [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • 【仮レビューのため後日編集あり】



     現時点でリピート観賞5回目。
    モリコーネの音楽は控え目に且つ適格に本作のクオリティーを高めていますね。 こんなにもリピート観賞をしたくなる作品は久し振りです。 観るたびに発見があり、観るたびにラストの捉え方が自分の中で変貌してくるのです。時系列の並べ方=捉え方しだいで、結末がガラリと入れ替わる仕組みになっているのです。

    レビューを書きたいと思っているのですが。監督が本編中に仕掛けてくれたトラップが多すぎて、これを読み解くのに、現在うれしい悲鳴をあげているところです。

    ヴァージルにとっての『ザ・ベスト・オファー』=クレア。 彼女のヴァージルへの想い… これはフェイクなのか…?

    無二の友=共犯者と名乗る主犯格ビリー。 裏切り者たちには天晴れ賛歌を、憐れな主人公には鎮魂歌をば送りたい心境です。

     *余談*
    (blogにていつか記事におこしたいと思っております。アップの折りにはプロフィールに更新の旨を付記させていただく予定です。)

  • 姿を見せない女性からの依頼を受けて骨董品の
    鑑定を始めたベテラン鑑定士がミステリアスな
    彼女に惹かれ翻弄されていく。
    依頼人の屋敷にあった人形の歯車や屋敷の向か
    いに住む女性が口にする数字の羅列は衝撃的な
    ラストを暗示していて、一見関係のないように
    思える会話の中にもヒントが隠されていて観進
    めるほどに謎が増えていくストーリーに引き込
    まれました。巨匠エンニモ・モリコーネの壮麗
    な音楽も素敵で113分と長い映画ですが時間を
    忘れて鑑賞することが出来た映画です。
    大体の内容を知っていて観た方が解りやすい映
    画だと思いました。

  • 絵になるシーンが多かった。色合いが美しい。物語の衝撃よりも、その後の愛を知った主人公のカフェでのシーンが切なく、物語全体の謎は結構どうでもよくなってしまったのがこの話の底力。

  • ジェフリー・ラッシュ一人で映画が成り立ってる。
    自分のような素人目にも『演技がすごい!』とわかる数少ない俳優さんだと思う。

    ラストについては否の意見も多く、それによって評価が低くなるように思う。
    一回目は正直え?これで終わり?って思ったけど
    2回目見てみると
    I'm waiting for someone.
    というセリフで終わるというのはそれでひとつきれいな終わりかなと思った。

    全体をきっちり締めているのはモリコーネの音楽ゆえにだと思う。

  • 面白味のある作品でした。
    主役のジェフリーラッシュ、流石です。

    名高い鑑定士が老年になって初恋を知る…その相手は顔を隠す依頼人で…やがて正体を明かしたかに見えた美しく若い依頼人は甘く切ない時間を彼に残し、共謀者の面々と共に、鑑定士が生涯かけて集収した絵画をさらい、忽然と消えてしまう…
    なんてこと、、!!
    本当になくしたものは壁一面の肖像画ではなく、重なり合わさったと信じていた二つの心、そのかたわれでしょう。

    余韻ひくラストシーン
    彼はああするしかなかったのかな…
    長年、偽物の中にある真実 を知るものとしては… 。
    彼女だけが知っている真意。
    彼は そこにかけたかったのでしょうね。
    「 信じるものは 救われる」。

    モリコーネの控えめな音楽と、美しい街並み、部屋の装飾、登場人物達の立ち振る舞いまでがヨーロッパの美意識を感じました。

  • 記憶に残るどんでん返し映画。やりすぎ感はあるけど、見事にだまされました。側から見ると哀れな老人となってしまう主人公だけど、美しい記憶を持ち続けて余生を過ごせるのは幸せなことだろうな。ラストシーンのプラハのレストランに実際に行ってみたいと思いました。

  • いやあびっくりした。

    ニュー・シネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品だから、不器用でひたむきな老年期の未成熟な恋を描くものだと思っていたら。
    ラスト20分で映画のテーマが全く変わってしまった。まさか全部壮大な美人局だったとは。

    感情移入して甘酸っぱい気持ちになっていたのだが、終盤で急転直下奈落へ突き落とされた気分。
    その後の落胆と屈辱、喪失感と絶望。独身で今のところ結婚のあてもない我が身に投影してしまい、どうも他人事とは思えない。

    今思えば「愛も偽造できる」というフレーズがそのまま作品の真髄だったのだな。あんなシーンに布石を置いておくなんて、流石としか言いようが無い。
    贋作と本物、本物と贋作。符牒は全部正反対の意味だった。偽物の中から真実を見つけるのではなく、真実らしい偽物を見抜く事こそ真髄ということか。

    このハッタリを計画するのに投資した時間やコスト、人脈のルーツなど、色々検証したいことはあるものの、見終えた今となってはそんなことどうでもいいくらいに敗北感に打ちのめされている。
    でも、見終えた今でもクレアとオールドマンの歳の差愛は美しかったと思ってしまうんだよなあ。そういうところがまた悔しい。

    ともあれ、この映画の前にニュー・シネマ・パラダイスを見ていて本当に良かった。
    やはりジュゼッペ・トルナトーレ作品の王道はあっちの終わり方だと思うから。
    誰かにこの作品を薦めるときには、必ずニュー・シネマ・パラダイスを先に見ておくようにと念押ししておかないと。


    あと、やはり欧州映画は美しい。あの静寂に満ちた風格ある町並みをスクリーンに収める技法は、そこにあるだけで画面が存在を主張するようなハリウッドの映像とは大局的。

  • これは傑作!鑑賞後は頭の中でグルグル回ってる疑問の整理で大変だった。寝落ちした嫁を叩き起こそうかと思ったくらいの困惑と混乱ぷり。最後のオチはどう解釈するかが難しいね。でも俺は「どんな贋作にも真実が秘められている」と信じたい…。先ずは予備知識無しで。そして2度3度と観て欲しい作品。

  • こんな凄まじい映画があるんだ…何故まだ見ていなかったんだ…というのが見終わって1番に浮かんだ感想。映画好きは絶対見ておいた方がいい、個性的な映画。
    映像や美術がとにかく美しく、序盤〜中盤にかけるミステリアスな雰囲気が素晴らしい。サスペンス色が強い作品。
    脚本が秀逸で、ワンシーン ワンシーンに面白く映画にじっくり入り込める。

  • すごい鑑識眼を持っていて、女性の肖像画を密かに収集しているヴァージル。若い女性から、自宅の美術品を売りたいので査定して欲しいと依頼がくる。なかなか顔を見せない広場恐怖症のクレア。彼女の姿を見て、恋に落ちていくヴァージル。会う毎にますますおぼれていき、クレアとの生活のため、現役を退く決意をした彼が最後にみたものは?って感じ。途中で展開が分かってくるのですが、なぜ、こんな結末なのか?他のレビューでも邦題の訳し方が良くなかったな。内容とずれてる感じ。それにしても、なんでこんな仕打ちを?激しい恋の見返り?なんなの~と思うけど長さを感じなかった。良かった。

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