白のファルーカ 3 (マーガレットコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 : 槇村さとる

• 集英社 (1988年6月24日発売)

感想・レビュー・書評

[あるふぁさんの感想 · 2018年4月22日]

あのリンクの中で観衆にさらされて演技をするプレッシャー。パートナーといえどもただの人。些細なことが演技に影響するわけで、相当のメンタルタフネスを要求されるわけで。「何もしないでひがんだりすねたりする奴ってなぐってやりたくなる」樹里のよいところは直情的なところでコミュニケーションを大切にすること。「つらくても目を離さない。人をうらやむ自分を情けないと思ったり、かっこ悪いと思ったりしない。正直な自分に自己嫌悪なんてしないぜ」恵もそのまっすぐさに感化されて人間臭くなってきていいじゃないか。

著者プロフィール

1990年代には『ヤングユー』（集英社）など、大人の女性向け漫画誌に活動の舞台を移す。他に代表作として、テレビドラマ化された『イマジン』『おいしい関係』『Real Clothes』など。父親から受けた虐待のトラウマを35歳で克服し、その経験を綴った自伝的エッセイ『イマジンノート』を2002年に出版[2]。選択的夫婦別姓制度導入がなされないため、42歳で性人類学者のキム・ミョンガンと事実婚。愛知淑徳大学にて非常勤講師として年1回教鞭をとっている。

「2015年 『ホルモンがわかると一生楽しい』 で使われていた紹介文から引用しています。」