聖なる木の下へ アメリカインディアンの魂を求めて (角川ソフィア文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2014年5月15日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (199ページ)
感想・レビュー・書評
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カドカワの70時間全文試し読みでは半分までしか読めなかったので、Kindle版を購入して読んだ。面白かった。
インディアンのラコタ族の精神性に寄り添った本。20年ほど前なので今は違うのかもしれないが、伝統文化を中心にラコタ族がラコタ族であろうとしているありさまが生き生きと伝わってきた。メディスンマンのあり方やギブアウェイの決まりとその本音などにも興味を惹かれたが、ヘヨカというトリックスターの役割を果たす存在が「物事の両義性を絶えず人に投影してくれる教師である」ことに感銘を受けた。 伝統を本の形にするのは賛否あるだろうが、そのような議論を続けていくためにもこのような本が読めて良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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