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- / ISBN・EAN: 4988126209124
感想・レビュー・書評
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アメリカの歴代大統領に仕えた黒人の執事の人生を描いた本作。
彼セシルは綿花農場で暮らしていた幼い頃、白人農場主の一家の一人によって父を目の前で射殺された。
それを少しはあわれんでか、一家の別の一人の女性がセシルを「ハウス・ニガー」として働かせることに。
全然ありがたくもなんともない話だが、セシルはそうした機会を得て、白人社会に順応しながら暮らすようになった。
一方、彼の息子は公民権運動に身を投じていく。いわば、白人社会にまっこうから立ち向かっていく。ここに父息子の対立が生まれる。
あれやこれやありながら、ネルソン・マンデラの解放を経てバラク・オバマがアメリカ大統領になる頃、この対立が解消される。これが一応本作のカタルシスになっているわけだけど、それにしても、黒人運動の歴史をただ忠実に浅くまとめた印象が拭えない。
なにより、「大統領の執事の涙」という邦題は、観終わったあともやはり、最悪としかいえない。 -
米国の公民権活動を柱に描いた映画で、34年間ホワイトハウスの執事として仕えた黒人からみたアイゼンハワー大統領からレーガン大統領絡みの話も興味深い。
例えば、ケネディは本気で黒人差別の取り組んだ大統領だったために殺され、レーガン時代の話(黒人の執事の待遇が白人と差別されていた現状を何年も前から訴えていたのをずっと握りつぶしていた白人の執事頭の方が解雇された)などこの時代はまだまだ黒人差別との戦いだった・・そして、2008年に47歳の黒人大統領の誕生を迎えた。
そして、今なお人種差別は米国の頭痛の種となっています。 -
テレビ映画みたい。
ルーツのよう。
大統領がたくさん出てくる。