となりのトトロ [DVD]

監督 : 宮崎駿 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
4.21
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  • (1)
本棚登録 : 470
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241753113

感想・レビュー・書評

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  • 1988年 サツキ 日高のり子さん

  • 夏に観たいジブリアニメ筆頭。
    日本人なら誰でも知っている「夏休みのにおい」と「ノスタルジー」を感じられる作品。

    公開当時は評価がイマイチだったらしいけれど、おそらく時代が経つとともに日常のリアルさがレトロになって、そのレトロ感に古き良き時代を感じる大人が続出なのだと思われます。

    ご近所同士がおチビちゃん、お子ちゃま、青年、中年、老人と声をかけあって暮らす土のにおいがする場所。
    過ぎ去っていく盛夏の夕暮れ。
    カナカナの声。
    もう戻れない場所。
    そんな記憶のなかにトトロはいるのでしょう。

  • 子供のとき以来、久しぶりに見た。
    当時はサツキちゃんがかわいそうで、ちょっとつらい気持ちでみていた。長女だからいろいろ我慢しているけれど、サツキはまっすぐで素直だから、屈折はせずに大人になっていくのかもしれない。
    はじめてこの映画を見たときには、ちょっと昔だった昭和30年代を舞台にすることとか、ススワタリの描き方とか、すごくわくわくしたものだった。
    髪をお母さんにとかしてもらうサツキがうらやましかったり、雨音を楽しみ、傘を楽器ととらえる感性とか、コマで空を飛ぶという子供らしい発想がうらやましく、また「大人」がこういう世界を描くことに感心をした。
    今見ても、サツキがめいをさるかに合戦のかにみたい、と例えたり、家の前が森になったらいいなと庭にどんぐりをまく感性は、私にはもうないもので、その素直さにうらやましさを感じる。
    あとは、井上あずみさんの、素直でのびやかなきれいな歌声に心洗われる。こんなにきれいな歌声の人がいるなんて。ラピュタやトトロの世界観にぴったりだと思う。

  • 起承転結の転が弱めで子供向けな感じですが、作画が素晴らしい!映像だけでも価値がある映画
    トトロも可愛いし、猫バスのふかふか加減がよく表されていて和みました。

  • 見終わった

  • 「あなたはトトロっていうのね?」と平常心で納得出来る価値観を、持ち合わせてはいないのだけど、受け入れられる説得力がすごい。限りないドメスティックさとか、現代ではない日常性、その日常の内側とかがスーッと入って来るのは何なんだろう?
    あと、たくさんの人が、子どもたちが、知ってるのって、単純に、すごい作品だわ。
    ススワタリの夜のお引越しシーンがハイライト。

著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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