ST 警視庁科学特捜班 [DVD]

出演 : 藤原竜也  岡田将生 
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021143035

感想・レビュー・書評

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  • スペシャルドラマから後に連続ドラマになったシリーズものですね。

    STという警視庁特別捜査班では、普通の捜査には不向きだが、能力が優れている人たちの集まり。
    法医学の専門家・赤城を始めとして、化学の博士号を持つお坊さんや、先端恐怖症が行き過ぎて喋れない人、プロファイリングのスペシャリスト……etcかなり個性的な人が集まっています。
    そのメンバーが事件を解決していく話……

    なんですが、残念ながら二時間という縛りがあるのでなかなか赤城以外のキャラクターを活かしきれてなくてちょっともったいなかったです。

    そういう意味では連続ドラマ化してくれてよかったなあ……と思います。

    でも、連続ドラマを見たいなあー! と思う人には是非、こちらを見てから見ることをオススメします。

  •  今更ですが、原作ファン向けにレビューします。原作は全巻読んでます。連ドラはまだ観ていません。

    ・登場人物は全員別人。
     特にキャップと赤城さんは別人。青山くんは性格はあまり変わらないが、口の悪い女子(自分のことをボクと言う)。黒崎さんはサムライじゃない(武道家で強いけど、渋くない)。翠さん山吹さん、菊川さんあたりは大差ないが、全体的にそれぞれの恐怖症やぶっとんだ能力がコメディっぽく表現されており、違和感を感じる。あと何度も言うが、キャップと赤城は別人。

    ・原作のストイックな雰囲気はない。
     割とコメディっぽい雰囲気のシーンが多い。これは原作の設定自体がぶっ飛んでるから仕方ないか。
     STメンバーの人間関係も少し違う。原作だとあまりお互いの事は話さないし、いわゆる馴れ合いはしないが信頼と結束はある、オトナな人間関係という感じだが、ドラマ版だと結構馴れ合ってる。原作より仲が良さそうだが、ごく一般的な人間関係だと感じた。

    ・結論を言うと、まったく別の作品。
     理由は、しつこいくらいに何度も言うが、キャップと赤城さんのキャラクターが違うからだと思われる。
     原作だと、キャップこと百合根は温厚で少し頼りないが誠実な人柄でSTメンバーから慕われているが、ドラマではメモ魔で熱血漢の若い刑事という印象。真面目で正直、という根っこのところは変わらないが、一方はおとなしい青年、一方は元気な熱血刑事と、性格は全く違う。しかもメモ魔という設定は、実はキャップも他のSTメンバーと同じく心の弱さのようなものがあり、それを隠すため、という伏線だったりもする。この辺りの設定も原作にはない。
     また、赤城は原作では女性恐怖症で、一匹狼を気取る気難しい一面もあるが、落ち着いた雰囲気と不思議な魅力で周りに自然に人が集まる、人望のあるリーダー、というキャラクター。しかし、ドラマ版での赤城は全くちがう。はっきり言って同じ名前の別人である。
     ドラマ版の赤城は対人恐怖症で厳重に鍵をかけた家から出られず、事件現場に行くことさえ出来ないので、ケータイで青山から情報を知り指示を出している、重度の引きこもり。ヘマをした青山には捜査から外れろと偉そうに言い渡したりする一方、感極まって何故かキャップに抱きついたりと、感情表現が恐ろしく下手。控え目にいっても変人。
     最初は面と向かって話しも出来ない二人が、最終的にはキャップの熱意に心を打たれた赤城が外に出て一緒に捜査することによって事件が解決する、という流れがドラマ版のストーリー進行における、大きな鍵になっている。
     このようにキャップと赤城の二人が全く別人であるにも関わらず、この二人の関係が物語の主軸にあるため、ドラマ版は原作とは全くの別モノになってしまった。端的にいえば、原作はオモシロ設定の割と硬派な刑事ドラマであるのに対して、ドラマ版は刑事ドラマ風の人間ドラマに仕上がっている。

     長文でダラダラと書きましたが、結論を言うとドラマ版も結構面白かったです。連ドラの方も観てみたいな、と思う位に。ただ原作とは別モノとして楽しむべきだな、と思いました。
     STは高校生の時に初めて読んで、その後も折にふれ読み返している大好きなシリーズでした。しかもその頃から実写化しないかな、したら面白いだろうな、と期待しており、でも地味な作品だから無理かなーと内心諦めてもいました。それから何年も経ってドラマ化の報を聞いた時は狂喜乱舞しましたが、ドラマの公式HPを見て、原作の雰囲気をぶち壊したストーリー、キャラクターにテンションはだだ下がりに…。それから観るのを封印していました。原作の印象を壊したくなかったので。
     しかし今になって家族がDVDを借りてきてしまい、これもいい機会かな、とかなり覚悟をして観ました。結果として原作とは別モノだと考えれば、結構面白く感じたので、同じく敬遠している原作ファンもいるかな、と思ったのでレビューしてみました。
     逆に、原作を読んでいなくて、ドラマシリーズを面白いと思った人は、ぜひ原作も読んでみてね。面白いですよ。全然別モノですけど。

  • 感動した、の場面には私もびっくり(笑)
    どんだけコミュ障だ!と突っ込んでしまった!!

  • STのみんなキャラが濃いなー。

  • こんなのテレビでやってたんですねー
    そして今連ドラ始まってるとか…

    赤城が対人恐怖症で引きこもり、とか結構大胆なアレンジが施されていて、これはこれで面白かったですね。
    山吹がただ念仏を唱えるだけのキャラになってしまってますが、時間的に全員やってる余裕はなかったでしょうし、連ドラではもうちょっと肉付けされるんでしょう。
    赤城の藤原竜也はいつも以上の暑苦しさでした。
    でもその暑苦しさで強引に話をまとめあげている感じがします。

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