試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。 [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 誰かのために服を選ぶ瞬間ってドキドキするよね。
    心にふんわりと残る、女の子でよかったなあって思わせてくれる作品。

    2020.5.15

  • タイトルに深く共感して、手に取った。

    が、ストーリーはどれも消化不良というか、
    中途半端な終わり方。

    続きは読者の想像にお任せしますっていうスタンスなのか、
    恋はどう転ぶか分からないからその先はあえて書いてないのか。

    読後、心が温まるとか、スッキリするとかはない。
    まぁ、こういう恋をする人もいるだろうなぁって思う程度。

  • 登場人物が全員女性ということもあってか、はたまた自分が「他の人のことを思って服を選ぶ」という経験がなかったからかもしれないけど、理解はできても共感はできなかった。ほとんど出てくる男がクズばっかりだし。あの人目線で服を選ぶこと。それが恋愛というものだろうし、お洒落をする理由の一つなのは、間違いないのかもしれない。

  • その人のために着飾りたいと思ったり、かわいいと思われたいなと思ったり。そういうのを本気の恋って呼ぶのかな。ずっとこの本気になってた。

    ずっと付き合ってるから相手の大事さがわからなくなった話も、不倫だけどもうその人以外愛せないって気づいた話も、1年もいないのにできる年下を好きになってしまった話も、仲良しの後輩のフィアンセが10年前の元彼だった話も、どれも特に文章表現が好きなわけではなかったけど、ちゃんと頑張らないといつか当たり前にいてくれる存在も消えていくのかなーって。

    自分が突き放しすぎてもういやだしんどいって思われる日がくるのかなーって。(きた)そうなるのは嫌なのになんで頑張れないんだろう、どうすればいいのかは分かってるはずなのにでもどうして言いたくないんだろう好きとかさみしいとかそういうの。突き放して縋ってもらうことでしか愛を確かめれんなら本当に面倒というか最悪な人種ですね。失いたくないのに失うようなことしかしてない、やだなあ。

著者プロフィール

尾形真理子(おがた まりこ)
1978年、東京都生まれのコピーライター・制作ディレクター。2001年日本大学法学部新聞学科卒業後、博報堂に入社。ルミネをはじめ、資生堂、Tiffany&Co.、キリンビール、日産自動車など多くの企業広告を手がける。朝日広告賞、TCC賞など多数受賞。
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎)で小説デビュー。

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