- Amazon.co.jp ・電子書籍 (292ページ)
感想・レビュー・書評
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誰も死なない日常謎ミステリー。
何十年か前のある日意思が宿った安楽椅子のアーチー。それを骨董屋で見つけ購入した小学生とコンビを組み様々な謎を解決していく。
家庭科の授業中に誰かによって破損させられたナップサック。
社会科見学の際の写真を見ていると怪しい行動をしていた女が写っていた。
アーチーの古い友人を追うと襲ってくる事件。
個人的にすべて好みのお話。
誰かが殺されたり決定的に傷つけられることがないので、子供が読むのも面白いかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の男の子がかわいい。ひとつひとつの謎と2番目の持ち主についての謎が交差しながら物語が進むのもたのしい。
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「安楽椅子探偵」ですが、なんと言葉通り「椅子」が探偵です。図書館で「人間が探偵役じゃない作品特集」で置いてあったので借りてみたという。
あとなんか表紙が妙に怖いですが実際は主人公は小学生男子でわりとほのぼの日常の謎系のミステリです。楽しく読めたんですが、評価としてはまあぼちぼち。個人的に「日常の謎ミステリ」がそんなに好みじゃないってのが大きいですね。最後の「アーチーの謎」がちょっとピリッとした内容ではありましたが、まあ小学生が主人公である以上そんなに大きな展開にはならないですし。
ちなみに読んだのは文庫版なんですが、アマゾンには電子書籍版しかないんですね。 -
安楽椅子が、探偵。
まさかの設定ですが、やはり安楽椅子探偵。
可愛らしいお話です。