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- / ISBN・EAN: 4988101179787
感想・レビュー・書評
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魔女の血を引く少女キキ(小芝風花)は13歳となり、一人前の魔女になるために見知らぬ街で一年間暮らすという掟に従い、黒ネコのジジとほうきに乗って旅に出る。
やがて、キキは海辺の街コリコにたどり着く。
個性豊かな住人たちが暮らすその街で、パン屋の女将おソノ(尾野真千子)の元に居候する事なり、お届けもの屋“魔女の宅急便"を始める事にする。
角野栄子さんの魔女の宅急便シリーズは全6巻で、面白いエピソードが満載なので脚本作りには苦労したと思いますが、テーマをキキの独り立ちの始まりにして、中心になるエピソードを前半の重要エピソードである黒い手紙を送り届けるエピソードとライオンにしっぽをかじられたカバを医者に送り届けるエピソードを中心に据えて、一度は魔女は呪いを振りまくとの噂をまかれて宅急便のお仕事も魔女の修行を諦めかけたキキがパン屋のオソノさんやトンボの力を借りて、人の優しさや愛を送り届けるという初心を取り戻して魔女の宅急便として居場所を得ていくキキの成長が、丁寧に描いていて、ジブリアニメ版にも負けない爽やかな後味の青春ファンタジーに仕上がっています。
元気で明るく自分の感情に素直なキキを演じきった小芝風花、姉御肌でキキの独り立ちを厳しくも優しくサポートするパン屋のオソノさんを演じる尾野真千子さん、などのキャストもイメージ通りだし、アンティークなグーチョキパン店のインテリアや、飛行シーンもステキでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジブリのアニメの映画化ではなくジブリアニメの原作本の映画化ということらしい。
CGのレベルは高かったけど、そこまでだった。 -
2022年1月12日鑑賞。Amazonプライムビデオで鑑賞。『邦キチ!映子さん』で取り上げられたので観た、という意味では期待通りの出来栄えだった。この映画の製作者は、完成版を見て「よし!これは行ける!」とか、クライアントや映画館を訪れる観客を満足させられる、とちょっとでも思ったのかね…?ジブリ版があるんだから飛行シーンをどんなに頑張っても爽快感ではあちらには勝てないだろうになぜこんなサムい特撮で勝負するのか、「キキの葛藤と成長」にフォーカスすべき所、どうして「ギスギスして偏見に満ちた街の人々に受け入れられるため、未成年が命の危険を犯してがんばる」というストーリーになるのか理解に苦しむ…日本映画も日本社会も未来がなくてお先真っ暗だよ。「わー、風車の上なんだ」とか不要な説明セリフが多すぎるし(見りゃわかるよ!)、並んだ人物が順番に発言する学芸会的演出はダサいし、タテタカコ(だっけ?)関連のエピソードは全部カットした方がいいし、何よりカバ飼育員はガラが悪すぎて気分が悪い。「こんな風じゃ行かせられない」状況で部外者に搬送を頼むなよ!キキ役の小芝風花はすばらしく(キャリアが終わらなくてよかったね!)、パン屋夫婦やがさつなクリーニング店主などいい役者も多かったが、存在意義のわからない映画だった。
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ジブリ映画とは全く違うストーリー。
評判が悪いので気合いが入って観たが、このストーリーはこのストーリーでありなのではないだろうか。 -
「中心点不明病?」
「体と心のの中心点がわらからなくなる恐ろしい病気だよ」
NHKラジオ「おしゃべりな古典教室」の小芝風花さんてどんな人だろう?と思って観てみた。ジブリ映画とはストーリーが違うのね。ジジのGC感。 -
アニメとはまた違う魅力を持った作品。いい作品に仕上がっていると思う。
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別途
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魔女の宅急便の世界観を実写版で描けるのか?と思って観始めたが、思いの外それなりに現実世界との調和がとれてました。
あと、小芝風花のキキは良かった。 -
評価低めでしたが、観てよかったです。
うちの子たち(小3、小4)と運動会の代休日に鑑賞。
ロケ地が小豆島で、この間旅行に行ったこともあり、楽しく見れました。
映像が色彩豊かでとても美しい。
子どもたちや動物が出演しているので、子どもも楽しく見れます。
ストーリーにも無理がなく、とてもよかった!