プログラムは技術だけでは動かない ~プログラミングで食べていくために知っておくべきこと [Kindle]
- 技術評論社 (2014年6月5日発売)
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感想 : 2件
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感想・レビュー・書評
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ちょっと珍しいソフトエンジニアに向けた自己啓発書。
「技術力」を仕事のアウトプットにつなげるために気をつけなければいけないことを、著者や周りの方のエピソードを交えて述べている。
・プログラマの「得意分野」とは「プログラミング技術により、何を解決・実現するのが得意か?」
→「得意なプログラム言語」のことではない
・「高すぎる理想」が進捗の邪魔をする
→そのこだわりは依頼者にとって本当に意味があるのか?
・報告・相談はこまめに
→時間がたつほど、相手の要求水準は高くなるし、手戻りも大きくなる
・知識ではなく、得た知識で何を成したかにプライドをもつ
・見積もりの段階でプロトタイプする
・本稼動でのトラブルの芽を摘んでおく
→不要な複雑性を導入しない。
ここで紹介されているエピソードは「マルチスレッドで作らない」ということ。
(同じアプローチをとったことがあるので、激しく同意)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半は、エンジニアにとって大事な考え方/行動などについて、中盤以降は著者の体験談をもとに、製品企画や販売の難しさを述べている。
前半部分は結構身近な人たちにも読んでほしい内容だと感じた。後半は人によっては参考にならないかもですが、体験談ベースなので面白い&読みやすい。良書だと思います。