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- / ISBN・EAN: 4589921400015
感想・レビュー・書評
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スティーヴ・マックイーン監督による、実話を基にしたヒューマンドラマ。奴隷制度廃止前の19世紀半ばのアメリカ南部を舞台に、“奴隷”と身分を偽られすべてを失った黒人音楽家が、再び妻子と会うために希望を捨てずに生きた壮絶な12年の月日を描く。観てて辛いです、残された制度、人達を思うと助かってよかったと感じれなかった。アメリカで奴隷制度を描いたこういう映画が公開されることは意味があるんだろうな。
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2014/11/1 自由黒人という言い方に違和感を覚えた。結局 拉致された事と 奴隷黒人という現実を目の当たりにする。いつ観ても 奴隷とか所有物として人間を扱うことに憤りしか感じない。
同じ人間が どうして そんなふうに出来るのか?永遠の疑問だし…まだまだ、差別はなくなっていないと思う。黒人の歌はそんな中でも生きたソウルだなぁ〜と 思う。すっきり出来ない映画ではあったけど…そこが また 問題なのかもしれない。皆が警告のように どんな人種だとか差別なく生きれる社会を目指していかなくてはならない。ルーツって怖い!お涙頂戴の映画でなかった事は 確か…どんなに 善いと思われる人間でも、それを行動に出来ないと駄目なんだなぁと思う。やるせなさ 残る映画だった。 -
期待し過ぎた
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実話だから仕方ないのかもしれないけど、、良い映画というか観るべき映画ではあるけれど、わたしは好きではないです。観てるのが苦痛でしかない、過去にあった消してはならない事実だとしても。悲しいね。大切なことだけれども。もっと酷い世界だったのだろうけど、それでも目を逸らしたくなるひどさ。シリアス=いい映画ではない気がする。アカデミー賞が好む作品そのものって感じ。重くのしかかる。
同じ奴隷制度の物語なら断然ジャンゴの方が好きだったし、ジャンゴのが面白いと感じた。ジャンゴのが後味もいいし、スカッとして、ハラハラドッカンして、あーいい映画観たなって思えたから。
そしてこの作品見ててあージャンゴ助けに来ないかなーと何度も思ってしまったよ笑 -
理不尽な境遇から、無理矢理奴隷として12年間もの月日を凄惨な現場で酷使され続けた主人公。
しかも実話。
家族に再び会うことだけをただただ願いながら過ごした彼の12年間を描いた作品。
最終的に、パッツィーの夜が明けたのかどうかがとても気になる。
流れからすると、パッツィーの夜は明けなかったんじゃないかと思えて悲しくなる。
絵が痛々しくて見ていられなかったけど、これが現実なのだと思うとあまりにも無情で、人間はどこまで人間に対して惨くなれるのかと考えざるを得ない。
実話だから仕方がないけど、展開は単純な印象だった。