時計館の殺人〈新装改訂版〉(上) 「館」シリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 上巻はほんのさわり。まだ始まったばかりなのに警戒して読んでます。二巻にわかれてると、上巻終わったところでワクワクします。

  • 意味深な台詞や文や光景の描写などが、のちのちなんか繋がっていくんだろうなーと思いつつ、読み終わった。すらすら読める!

  • 上下に分かれていて、まだ上の段階ではあまり進展はない。下でどうなることやら、、、

  • 館シリーズの第5作目。

    これまで館シリーズの文庫版を読み進めて来て
    初めての上下2巻のボリュームです。

    少女の霊が出るという噂の時計館にて、
    超常現象をテーマにした雑誌の企画として
    交霊会が行われる。
    会を成功させるために扉を閉ざし
    外部との接触も一切断ち切った館の中で、
    次々と起こる無残な殺人劇…!!

    上巻のみを読み終わった感想としては、
    このストレートさを待っていた!という感じ。
    次々と起こる事件の中で、
    少しずつ紐解かれていく過去の出来事。
    繋がりが面白く、読む手が止まりません。

    館の中と外の視点から物語が紡がれていくところも
    大変面白いですし、
    十角館の殺人に登場した江南が
    再登場しているところも大きなポイントに。

    上巻のラストではまた大きな盛り上がりが!
    下巻が楽しみです!

  • 鎌倉にある時計館と呼ばれる屋敷には少女の霊が出るという噂があった。
    その噂を聞き付けたオカルト雑誌の取材班が館に泊まりこみの取材にあたるが…

    閉じられた館で1人ずつじわじわ登場人物が欠けていく本格ミステリー。
    相変わらず建物の設計は複雑だし登場人物も多い。謎解きが本格化し始め人が死に始めた所で上巻終了。

  • いろいろな伏線が広がって、徐々に繋がっていくのが良かったです。あと、時計だらけでよく眠れるのか気になりました。

著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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