おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • リベレラルアーツって、どういうことかな、という感覚を覚えるのに良い本でした。
    主要な部分について、広く大枠の話がありました。
    深い部分は別の本を読まないとと思いますが、どういうことを見ていきたいか、という観点で目安になる本だったと思います。

  • 宗教から始まり、経済やら何までまんべんなく知識を吸収できた。

    この本1冊を通してどうやって人間は生きてきたのか、その都度どういう変化があったのかを流れで感じることができた

  • 著者が考える゛リベラルアーツ”とは、宗教、宇宙、人類の旅路、人間と病気、経済学、歴史、日本と日本人の7つだと言う。この7分野についての著者の解説が続いている。

    学問の日進月歩を強く感じた。
    「新自由主義」は、学問史の中でこのように位置づけられると分かり易かった。
    日本史の研究は雑誌「日本の神社」で感じてはいたけれど、教科書から「聖徳太子」の固有名詞が消えつつあるとまでは知らなかった!

  • 池上さんの言葉はスキがないですね。
    非常に分かりやすく中立的です。(が、そうでもないと感じることもたまにあり)
    勉強になりました。
    すごくよく理解できた気になれました。

  • 池上氏の書籍は読んでいていつもとても楽しいので、読む前のハードルを高く設定してしまいがち。それでも期待は裏切られないのですが。
    内容は紹介にあるとおり。とても興味深い内容ですね。子供に読んでもらいたい。うちの子だったらどんな反応(感想)示すか見たいなー(笑)

  • 著者の作品数あれど、なかなか読みませんでした。いろんな分野について講義形式で論じているということで読んでみました。
    やっぱりわかりやすいですね。宗教、宇宙、人類の旅路、人間と病気、経済学、歴史、日本と日本人という7つの講義に分かれています。どれも先人たちの努力と積み上げが歴史となり、法則となり、今日に至るのだと改めて思いました。
    直近で読んだ『「読まなくてもいい本」の読書案内』とも重複しているところがあっておもしろかったです。行動経済学の注目の仕方とか、進化論が世間にいかに衝撃を与えたかの部分とか。

  • この一冊はあらゆる教養の入り口のリストなので、これ一冊を読んで即に何かが変わるというものではないけれど、今の時代、これから何を読みどんなことを考えていくべきなのかを網羅的に知るためには非常に役立つ一冊だった。

  • 【経済・一般教養の強化!】
    池上彰さんシリーズがまだまだ続きます。
    (オーディオブックのセットでガツンと購入したため(笑))
    あらためて学習継続の大切さを実感した1冊。歴史は変わるもの、なんて思いもしなかったものね…。繋いで生活に活きると、面白い!

  • 池上先生、ありがとうございます。
    小さい頃から感じていた「なぜ?」が
    本当に分かりやすく、説明されていて、
    「知る」ことが出来ました。
    教養を得ることは、自分を知ることでもあり、
    相手を知ることにも繋がると感じました。
    全ての章がきっと入門編だし、今後変わり得るでしょう。この本をきっかけにもっと幅広い分野の物事を学び続けようと思いました。

  • 池上さんのいつもの平易な語り口で安心して読める。リベラルアーツ、教養というよりは、一般常識として最低限知っておかなければならないことだと思う。特に世界全体の「いま」を俯瞰的に、ニュートラルに見るきっかけには良い本と感じた。ただ、それぞれのトピックがいわば「入り口」に過ぎないとも言えるので、ちょっと物足りなさも残る。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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