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感想・レビュー・書評
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2015年公開
監督 : J・J・エイブラムス
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悪の帝国軍が滅んでから30年後、新たなる脅威の胎動と、ある少女の数奇な運命の始まりのお話し。
いや、最高でしたやはりというかなんというか。JJがすごいのか、ディズニーがすごいのか、テクノロジーの進歩がすごいのか。まあ全部なんだけど、やっと表現がSWの世界観に追いついたというか、その表現がさらにSWの世界観を引き上げたというか。そこはディズニー×JJのタッグの成功なんだろうな。
ストーリーはね、細かいこと書くと怒られそうだから書きませんが、つながったよね違和感なく。そこがものすごく難しいことだったと思うので。ただ、なんでこんなことになっとんねん!っていう突っ込みどころも多数あり、それは次回作への撒き餌なんだろうなと、それすらも楽しみであります。
大きなテーマはやっぱり、「親子」なんだね。
4DXでもっかい見ようかなっていう、2015年しめくくりにふさわしい一作でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新解釈のスターウォーズエピソード4という感じ。
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賛否両論あるようだが、エピソード4からの往年のファンでも、十分楽しめた。初めての女性ヒロインも、冒頭ナウシカのような設定で、登場から格好良い。固太り気味の二の腕と目ぢからも独特の魅力。ハン・ソロ中心の物語展開もファンには嬉しい。何より、1〜3ではSWらしくなかったメカニック・デザインが、旧3部作風に戻っていたのが良かった。もったいなかったのは、カイロ・レン絡みの物語展開が少しはやかったところ。もう少し次回に引っ張った方が良かったかも。☆4
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このシリーズ初めて見たんだけどすごくストーリーに入っていきやすかった。
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これを観るためにいそいでスターウォーズ4-6を一気観した。
ディズニーが買収したので、ディズニーっぽさが出てて微妙だったという人と、大絶賛してる人とで分かれてたけど、総じて面白かったと思う。
第1部の感じの無骨さはなくなってて、その少し大雑把なところというか突っ込み満載の感がスターウォーズの愛らしさだと思っていたので、そういうのがなくなり洗練されすぎてしまっていると感じると少し寂しさは残る。
けどストーリーは相変わらず面白いし、新たな幕が始まったのだと感じさせるThe Force Awakensだった。
BB-8かわゆい。 -
つっこみを入れたくなるところも多々ありましたが、IMAX 3Dで見たせいもあり、大迫力でした。近すぎてちょっと疲れた。
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2015.12.25 ユナイテッドシネマ 4DXで鑑賞
フォー‼︎サイコー。
ストーリー自体は大した事なし。
しかし、この映画にとって、そんな事は問題ではない。
かっこ良かったー。何度も叫びそうになるシーンがあったよ。
レイもいい。フィンもいい。カイロレンは好きになれない。
ハンソロも良かった。チューバッカも。BB8も。最後のルークのカットもブルッと来た。
イヤー、何度も見たい。 -
凡庸で推進力に欠ける物語。魅力ある往年の登場人物と、存在感の薄い新キャラクターたち。
映画館にて鑑賞。新スターウォーズ3部作の序章である。
「フォースの覚醒」の物語展開には、全く新鮮味がない。帝国の残党「ニュー・オーダー」は武力で銀河の覇権を握ろうと画策。通路で対峙する父と子。反乱軍「レジスタンス」は、要塞の急所を叩き壊滅。EP4~6の名シーンの焼き回しが続く物語であるため、到底、様式美とは呼べない。過去作を彷彿とさせようとする監督の意図がくどすぎるため、観客は「またかオマージュか」と、映画への没入間を削がれる。オマージュの連続した構成は、ちぐはぐに貼り合わせているだけであり、連続性がなく違和感を覚える。上映時間の大半を、過去作へのリスペクトに捧げすぎているため、新たな物語の軸が回転し始めるのは、終盤の10分ほどである。EP7を銘打ってはいるが、EP6より引き継いだ続編の幕開けとしては、物語の推進力が心もとない。上映時間の大半が、全くと言って良いほど、新章の開幕を思わせない。個人的には、スターウォーズ「EP7」ではなく、「EP6.1」を観た気分である。
レイア、ハン・ソロとチューバッカ、そしてドロイドたちは時代を経ても変わらない存在感と魅力を放っている。一方で、新しく登場する人物たちは、往年の登場人物と共演すると影が霞んでしまう。そのため、本来は物語の主人公であるはずの、レイやフィンに集中することが難しい。敵対勢力でも同様に、新三部作から登場したダース・モールやグリーヴァス将軍のような魅力あるキャラクターが、本作で見られなかったことは非常に残念である。新サーガで敵の中枢と思われた、カイロ・レンにさえ、全く魅力が備わっていないのは問題である。恐らく、次回作でも登場するであろう彼は、次期製作陣にとって、扱いにくいキャラクターという負債になってしまっただろう。
かなり贔屓目に見て、今作は新たな三部作の序章に過ぎないと、肯定的に捉えることもできる。その観点から言うと「フォースの覚醒」は、十分であるとは言えないが、新しい人物関係や時代背景を観客に提示する部分と言えよう。寛容なファンたちは、今後の展開を見守っていかねばならない。