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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (285ページ)
感想・レビュー・書評
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ウールの衝撃と比べるとややボヤけた印象の物語。並列するストーリーの一つが、ウールとの繋ぎとしてしか機能していないのがちょっともったいない感じ。
ただ、終盤に明かされるサイロ建造の理由は、荒唐無稽ながらも説得力があり、そこからは読んでいて盛り上がった。
ウールの序章のセンセーショナルさからの流れで読み続けてはいるが、3作目も読みたいと思えるだけの魅力はあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Woolでは、ほとんど説明がなく いきなり提示される異常な状況。そして年代的には遡るShift
なかなか心憎い演出と 相変わらず全編にただよう異様な雰囲気は心地よい。
もしかすると Shift →Woolと読んでも違和感がないのかも。
ただ多分誰しも感じると思うがWoolの重厚的感動には遠く及ばない。現実世界との「繋ぎ」だからかも。
いずれにせよ三部作最後のDust 楽しみでもあり、、、