スイートプールサイド [DVD]

監督 : 松居大悟 
出演 : 須賀健太  刈谷友衣子  落合モトキ  谷村美月  松田翔太 
  • 松竹
3.15
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105069626

感想・レビュー・書評

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  • ‘毛’が繋いだボーイ・ミーツ・ガールの物語。

    オンナノコは自分のムダ毛が濃いことに悩み、オトコノコは自分の体に毛が生えてこないことに悩んでいた。
    お互いの悩みを知り、オンナノコから提案が。
    「××君、わたしの毛を剃ってくれない?」
    そこから毎週月曜日下校後の秘密の逢瀬が始まった...。

    んー、かわいい。
    そしてエロいです。
    思春期の煩悩が爆発しています。
    好きとフェチズムがこんがらがってカオス状態になっていく男子高校生を須賀健太君が好演。
    なんとなくデビュー当時の蒼井優を思い出す刈谷さんもよかった。

    松居監督気になるなあ。

  • 押見修造原作、松居大悟監督、2014年作。刈谷友衣子主演。

    <あらすじ(ネタバレ)>
    毛のない男子高生太田(須賀健太)と毛深い女子高生後藤(刈谷)が、部活の水泳を通じてお互いを羨み、太田が刈谷の毛を剃るうちに剃毛フェチ&好きになってしまうが、後藤は部活のコーチを好いており振られるも太田は気持ちを断ち切れず、持ち帰った剃毛で気を紛らす。ところがある日、それを母に捨てられ半狂乱になる。しかし夜の学校で刈谷と話すうちに落ち着き、最後は男の子にも毛が生えて来るという話。

    <コメント>
    剃毛を頼むとか、毛を持ち帰るとか、見方によってはフェチというか変態ぽいのだけど、たしかにそれは、経験のない男の子が多かれ少なかれもっている正直な心なのかもしれない。
    今の若い男の子は、草食系とヒッキー系が多いけど、太田は完全な前者ですね。いずれにしても若い女の子は選択肢がなくて気の毒(笑)。
    でも、田舎とはいえ、なにも河原で剃毛することはないだろうに…。それに、腕とか足なら普通自分で剃れるよな、なんて思いました。

    主役の刈谷友衣子さん、影のある役柄をうまく演じていました。でも、調べたらこの映画あたりを最後に女優活動をやめたみたいで、とても残念。松たか子の「告白」にも出演されているようなので、今度見てみようと思います。

  • 須賀健太は少し前までドラマの子役でよく見掛けました。あの頃の可愛さを残したまま良い感じの青年になってます。

    高校1年生 水泳部 まだ毛が生えてません。肌もツルツル。最初に着替え中に意地悪な先輩に羽交い絞めにされてプールサイドに連れれて行かれ「コイツ、ツルツルだ」とか言われてみんなの前でさらされてしまいます。

    一方ヒロインの女の子は毛深い子でです。肌からも分かります。この事がコンプレックスとなり記録が思うように伸びません。
    須賀君はその毛深さを羨ましく憧れます。女の子はツルツルの須賀君を羨ましく思います。

    ひょんなことから女の子は須賀君に毛を剃ってお願いします。須賀君は腕の毛を剃ります。女の子は記録が伸び出します。そして須賀君は段々と猟奇的になっていきます。

    クラスの意地悪な女の子と須賀君。指導している水泳のコーチと女の子。それぞれの絡み。

    終わり間際で着替え中に再び意地悪な先輩に再び羽交い絞めにされてプールサイドに連れて行かれます。お兄さん役で松田翔太が出てきます。それなりの存在感はありますがストーリ的には影響してません。猟奇的になっていく所はキモイというか嫌悪感を感じます。

    これを観ながら小学校の6年の時を思い出しました。A君という子がいました。彼はリーダー格でガキ大将でした。その頃から生え出して皆に見せつけてました。プールの時の着替えも隠さずにしてました。

    B君がいます。B君はクラスで一番体がデカかったです。ノンビリとして運動は鈍かったです。A君は見せつけて「お前もみせろ」と言って見せっこをするのに対して、かたくなに拒否をしました。大勢の前では着替えません。ある時、ハマジみたいな子が着替え最中に巻いたタオルをはぎ取りました。B君は大泣きしてしまいました。次の日、休みました。学級会で問題にもなりました。

    そんな事を思い出しました。A君、B君、どうしているのかな

  • 体毛にまつわるエトセトラ

  • どれだけの人がこの剃毛シーンを見て息を呑んだことだろう。

    中盤だれてきたりもあったけど青春ぽい雰囲気は◎

  • あ、この監督頭がおかしい。。
    褒めてるのか貶してるのかよくわからないけど、そんな感じ。

    青春甘酸っぱさを出すならいやらしいといやらしくないのギリギリを狙うのがセオリーと思うけど、これいやらしい。
    思春期の変態性とかとは違う意味で、ヒロインの水着姿とか、胸大きいし、むむむ。

  • 久々にアタリ引いたな!と感じた映画。
    剃毛シーンの置き換え表現に笑い、恋模様に甘酸っぺぇな~と思っていたら…須賀くんが変態坂を転がり落ちていきました。ヤバい。恋って恐ろしい。でも、面白い。

  • 甘酸っぱさが足りない。変態はもう少し控えめであるべきだ。

  • 安定的な面白さの青春コメディ。

    体毛の生えない主人公と、
    体毛に悩む女子の恋っていう変化球。

    ありえない話過ぎて、
    何か良いよね。

    主人公に恋いする女子高生がカワイイのが、
    ちょっとな〜。
    もう少しブスじゃないと、
    こっちでイイじゃんってなるけど、
    そこは、高校生の一途さでしょうか。

  • 後半なんか思ってたよりもシリアスな感じになったのがちょっと…。
    最後はよかったけど。

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著者プロフィール

1985年生まれ、福岡県出身。劇団ゴジゲン主宰。12年、『アフロ田中』で長編映画初監督。テレビ東京『バイプレイヤーズ』シリーズを手掛けるほか、監督作に『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(2013年)、『私たちのハァハァ』(2015年)、『アズミ・ハルコは行方不明』(2016年)、『アイスと雨音』(2018年)、『くれなずめ』(2021年)他。『ちょっと思い出しただけ』(2022年)は第34回東京国際映画祭コンペティション部門で、観客賞とスペシャル・メンションをW受賞。著書に『またね家族』。

「2022年 『ノベライズ ちょっと思い出しただけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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