広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。 [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (255ページ)
感想・レビュー・書評
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オーディオブックで聴いた。事例紹介パートと対談パートに分かれており、非常にオーディオブック向きな本だった。(聴きやすかった)ちょうどこれを聴くタイミングで田端氏がSNS界隈にて悪い方でささやかに話題になったが、9年前の出版ということを頭に入れて聴くとより楽しめた。
テクニックに依存しない、人を動かすことの本質について考えた本。人数規模別のムーブメントづくり、という切り口がわかりやすかった。
情熱を持って、空気を作り、解決策を提示すること。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014年7月初版
本田哲也 田端信太郎 著
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ペイドメディア一本足的な広告コミュニケーションの限界と、その上での考え方のフレームを呈示した一冊。
タイトルはあおりが多少入ってますが、頭の向け方にはとっても賛成。何枚か、企画書で使えそうなグラフや図も入っていたので、個人的には収穫ありでした。
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ステップ0 目的を必ず明確にする。何人に届けたいのか。
ステップ1 「ターゲットインサイト」を洗いざらい出してみる
ステップ2 「目的」と「インサイト」をお見合いさせる
ステップ3 「心の沸点」を起すために何を伝えるかを決定する
ステップ4 「心の沸点」体験となるコンテンツを用意
ステップ5 「お金のかからない順に」伝える施策を決めていく
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最後が、なかなか出来ないけど、本質的。 -
物の見方の新しい尺度を与えてくれる本はいつだって学びになるけど、「人数の規模別に、人が動くメカニズムを考える」というアイデアが出た時点でこの本の成功はほぼ決まっていたのではないか。この現場がうらやましいです。
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これまでの手法の否定だけでなく、それを踏まえて今後どう考えていくべきかについても具体的に書かれていて参考になった。