広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。 [Kindle]

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (255ページ)

感想・レビュー・書評

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  • オーディオブックで聴いた。事例紹介パートと対談パートに分かれており、非常にオーディオブック向きな本だった。(聴きやすかった)ちょうどこれを聴くタイミングで田端氏がSNS界隈にて悪い方でささやかに話題になったが、9年前の出版ということを頭に入れて聴くとより楽しめた。

    テクニックに依存しない、人を動かすことの本質について考えた本。人数規模別のムーブメントづくり、という切り口がわかりやすかった。

    情熱を持って、空気を作り、解決策を提示すること。

  • 70%辺りまで既視感ある経済誌のコラムを語っている印象拭えない。お酒の席でマーケティングの成功事例をツマミにウンチク語るノリ。挙句にご自身のLINEでの実績自慢の武勇伝が始まったので、よっぽど途中でやめようかと思ったけど、そこから一気にこれまでのコラムがマトリョーシカのような階層構造で連結されたので努力が報われた。結果的に『読んで良かった』に変換された。

  • 2014年7月初版
    本田哲也 田端信太郎 著
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    ペイドメディア一本足的な広告コミュニケーションの限界と、その上での考え方のフレームを呈示した一冊。

    タイトルはあおりが多少入ってますが、頭の向け方にはとっても賛成。何枚か、企画書で使えそうなグラフや図も入っていたので、個人的には収穫ありでした。

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    ステップ0 目的を必ず明確にする。何人に届けたいのか。
    ステップ1 「ターゲットインサイト」を洗いざらい出してみる
    ステップ2 「目的」と「インサイト」をお見合いさせる
    ステップ3  「心の沸点」を起すために何を伝えるかを決定する
    ステップ4 「心の沸点」体験となるコンテンツを用意
    ステップ5 「お金のかからない順に」伝える施策を決めていく
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    最後が、なかなか出来ないけど、本質的。

  • 物の見方の新しい尺度を与えてくれる本はいつだって学びになるけど、「人数の規模別に、人が動くメカニズムを考える」というアイデアが出た時点でこの本の成功はほぼ決まっていたのではないか。この現場がうらやましいです。

  • これまでの手法の否定だけでなく、それを踏まえて今後どう考えていくべきかについても具体的に書かれていて参考になった。

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著者プロフィール

本田事務所代表/PRストラテジスト「世界でもっとも影響力のあるPR プロフェッショナル 300 人」に 『PRWEEK』 誌によって選出されたPR専門家。1999年に世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードに入社。2006年にブルーカレントを設立し代表に就任。09年に「戦略PR」(アスキー新書)を上梓。P&G、花王、ユニリーバ、サントリー、トヨタ、資生堂、ロッテ、味の素など国内外の企業との実績多数。19年より株式会社本田事務所としての活動を開始。著書に「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力」(東洋経済新報社)など多数。国連機関や外務省のアドバイザー、Jリーグのマーケティング委員などを歴任。海外での活動も多岐にわたり、世界最大の広告祭カンヌライオンズでは、公式スピーカーや審査員を務めている。公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)理事。

「2022年 『パーセプション 市場をつくる新発想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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