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感想・レビュー・書評
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#本 #読書 #読了 #中山七里
『ヒートアップ』
「魔女は甦る」の続編
麻薬が及ぼす影響が他人よりも極めて低く、その特異な身体を使ったおとり捜査で麻取のエース的存在である麻薬取締官の七尾究一郎は、ドイツの製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物〝ヒート〞が再び市場に出回っている報告を受ける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普通かな
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麻取とヤクザの’提携’という設定に興味がわき何となく読み始めたのが最後まで一気読み
特に猛火の脱出場面ではあまりの緊張の連続にずっと身体が細かく震えていた
と同時に世界では実際にこのようなことが行われ多くの人が傷つき多くの命が失われていることが悲しい -
「魔女は甦る」の続編。続編だが本作は麻取が主役となっており、前作との繋がりは「ヒート」だけかと思いきや、意外な人物も含めて一部同じ登場人物も出て来る。
前作の「魔女〜」と本作を読んで感じるのは、あながち起こり得ない話でもないという恐怖だ。数年前には想像もしていなかったコロナウイルスによるパンデミックが起き、世界中が小説の出来事のような事態になった。未だかつてなかった新しい強力なドラッグが作り出されないと誰が言えようか。 -
いつも設定が面白く、読みやすい作家さんです。
アクションとどんでん返し、とても良かったです。 -
ストーリー設定に荒唐無稽の無理があって、20ページ読んであと読む気をなくした。
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逃げるシーンが長かった
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製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物ヒートが原因で起こった抗争の捜査を進めていた麻薬取締官・七尾が、何者かに嵌められて殺人事件の犯人に仕立て上げられてしまいます。
その裏表紙のあらすじだけでも興味深々なのに、彼は広域指定暴力団宏龍会のナンバー3の地位にある山崎と手を組み、お互いの腹を探りあいながらヒートの行方を追います。
終盤はまるで映画を見ているような迫力で、ページをめくることすらもどかしくなるくらい一気に読んでしまいました。
結末にあんなオチが待っているなんて。面白かったです! -
最高におもしろかった!
アクションの疾走感が半端なし!
アクション、アクション、アクショ~~ン!って感じで、後半は往年のハリウッドもびっくりなんじゃないでしょうか。
いろんな楽しみ方ができる本書だとおもうけれど、私は<バディもの>としてとっても楽しく読んだ。
だって、バディっていうけれど、それが<麻薬取締官と暴力団組織のナンバー3>の男ふたりが手を組んで悪魔のような麻薬を追うなんて、こんなあり得ない設定ったらあり?!
おまけにこの男二人がとってもいいキャラしてるんです。
まあ、麻薬取締官の七尾は理解するとして、サラリーマン気質が抜けきらない暴力団組織ナンバー3の山崎の普通の人すぎるキャラが魅力でした。
この二人のコンビ、もっとず~っと見ていたいなあと思う読者は大いに違いない。いや、そうであってほしい!(もはや、勝手な願望)
ミステリとしての要素もありますが、私は後半にかけての半端ないアクションシーンの連続で、そのミステリ要素を途中ですっかり忘れていたほどです。
いや、こういうの嫌いじゃない。
むしろ、好き。
大好物だったんだわ、私ってば。
どうやらこの作者さんの別の作品にもこの二人が別々に登場するようなので、そっちのほうも読みたいと思います!
中山七里さん、楽しい時間をどうもありがとうございました!!
====データベース====
七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。
製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物〝ヒート〞が闇市場に流出し、それが原因で起こった抗争の捜査を進めていた。
だがある日、殺人事件に使われた鉄パイプから、七尾の指紋が検出される......。誰が七尾を嵌めたのか!?
誰も犯人を見抜けない、興奮必至の麻取(マトリ)ミステリ!