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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (171ページ)
感想・レビュー・書評
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本のストーリー展開を変えてしまう紙魚(しみ)という悪魔を捕まえるお話。でも、悪魔が猫なので怖くない。というか、かわいい。
「竹本泉作品に内容のつじつま(整合性)を求めるファンはいない」と思ってたら、作者自ら「本のつじつま」をテーマにした作品を描いたというところが面白い。
過去作「アップルパラダイス」の聖林檎楽園学園が舞台になっているので、朝が丘恵理子がちょい役で登場するのがファンには嬉しい。たしかに、あの学園なら本の内容が変わるくらいの不思議な出来事なら、生徒達はすんなり受け入れると思う。
あとがきに出てくる「平安京検非違使殺人事件」は妙なタイトル過ぎて、私も読んでみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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