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- / ISBN・EAN: 4527427658332
感想・レビュー・書評
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シャシは、ごく普通の家族を愛する料理上手な主婦。ラディは、絶品。ヒンディー語を話すが英語ができない。家族にからかわれたりする。姪の結婚式で、単身ニューヨークへ行き、4週間で英語ができるという広告に惹かれて、英会話教室に通ううちに自尊心を取り戻す。フランス人の教室仲間に恋されてしまうが、彼女が欲しいのは尊重されたいことだった。
姪の結婚式のスピーチで、夫が妻は英語ができないので代わりにーというのを遮って、「May I?」そして、結婚する2人に、お互いが自分より劣っていると思うことがあっても尊重すれば大丈夫。家庭を持つことは小さな世界を持つことと英語で心のこもったスピーチを届けることに成功する。涙涙でした。
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請求記号:14D217 (館内視聴のみ)
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世界はこんなにも広く、未知の素晴らしい映画がまだまだあることを実感させられた。100点満点で120点の映画。だから本当なら評価6にしたいぐらい。女性は勿論シャシに、そして男性はシャシの夫や子供やローランに自分自身を投影して観ることができて、ほぼ万人が共感できるだろう作品。シャシの心情が手に取るように描かれていて、分かり易い映画だが、描かれているものは物凄く深い。ラストの姪の結婚式での英語のスピーチには涙せずにいられなかった。今年に観た映画では間違いなくベストの作品。やっぱりインド映画、こんな作品でも踊りは必須なんだな。
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マダム・イン・ニューヨーク
監督:ガウリ・シンデー
あるインド人の家族を描いた物語。
主人公のシャシは二人の子供を立派に育て、献身的に夫につくす素敵な女性。家族で話されている英語に不慣れなその劣等感と共にシャシは家族からもからかわれる日々を送っている。
ある日、親族の結婚式で一人NYへ向かうことに、そこで出会ったのは4週間で英語が話せるようになるという謳い文句の英会話学校。そこでの4週間でシャシは英語を話すことができるのか・・。
けなげに家族のために頑張るシャシ。
言葉と共に素敵な仲間と出会い、英語を学ぶことで彼女自身が尊厳を取り戻す。
多様性を問われる今に持ってこいの一本。
インド映画特有の音楽とダンスはしつこくなく、NYの情景をコミカルに表現しており、その世界観を壊すことはない。
シャシが作るインド特有のお菓子。
どれもおいしそうなそれにお腹がぐぅぐぅ鳴って止まらない。
人が前向きに勇気を出して成長する姿は観る者に前へ踏み出す新たな力を与えてくれる。 -
あのカフェでの注文。英語わからなかったらあぁなるよなーと。私もロンドンのカフェで注文する時めっちゃドキドキしたなぁと共感。
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2022年4月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00533012 -
友人のおすすめ。
学ぶことは尊いけど、お金持ちじゃないとあれはできないと、スラムの映画みたばっかりだから比べてしまった。
ただ、その姿勢が尊い。 -
自分に自信がないとき
自分なんてと悲観してしまうときこそ
なにかをはじめるいいチャンス。
強いから前を向けるのではなくて
前をみるから強くなれる。
人生を変えるのは
いつも自分自身。 -
何故かAir Indiaのプロモーション映像がDVDの特典に組み込まれていた笑笑
懐かしくてまぁまぁほころんだからえぇけど!笑
臆病だったマダムが一人の女性として生まれ変わっていく様子も良かったけど
英語を学ぶ「よそ者」同士が結束を固め、言葉を彼らなりにモノにしていくのが一番観ていて気持ち良い。
その辺がManhattanに憧れて終わる”West Side Story”(1961)のようにはいかないんやね。
English Classの先生や生徒さんたちもとても個性的で話全体を盛り立てている。
賛否が分かれるだろーけど、あのフランス男はロマンスを求めすぎ笑(キャラは悪くないけど)
昔観た”Broken English”(2007)をふと思い出した。
英語第一主義でいかず、ラストのあの場面や時折それぞれの母語を台詞で入れたりするところが流石だった。
印映画だが踊りは超控えめ。
Weddingで参加者全員が踊る場面が一つあるだけだが、あれが全てを物語っていると思う。
花婿・花嫁はそれぞれ白人・インド人。
インド式のWeddingでは誰もが2人を祝福し踊る。男女、人種分け隔てなく。
女性の成長の他にこんな理想状態も伝えたかったんかな。
インド人女性一人を主人公にした印映画も珍しい。
これをきっかけに
向こうでまだ根強く残っている男尊女卑の風潮が少しでも和らぐといいんだけど。