新装版　４６番目の密室 (講談社文庫) [Kindle]

著者 : 有栖川有栖

• 講談社 (2009年8月12日発売)

感想・レビュー・書評

[シンタローさんの感想 · 2023年8月15日]

火村シリーズ第1作。

臨床犯罪学者の火村と私こと推理小説家の有栖川は大物推理小説家の真壁の別荘に招かれる。
クリスマスの朝、2つの密室で2人の死体が発見された……。

トリックもだし犯人もわからなかった。
火村よくわかったね。すごいわ。
火村と有栖川のバディも良いし、面白かった。

[かづきさんの感想 · 2023年3月11日]

既に古典な気もする新本格。
作家アリスシリーズ第一作です。
今読むと古臭い感じはあるけれど、それも本格の味。
僕は大好物。
そして、劇的な密室殺人のトリックももちろん、火村とアリスの名コンビが誕生したこの場面に、みな立ち会うべし。

[ナオミさんの感想 · 2020年11月17日]

新装版じゃない奴を読みました。

有栖川有栖は、何となく水が合って好きです。

アリスのキャラも嫌味が無くていいし、

火村も紳士っぽくて良い。

トリックや論理の運びも、いわゆる新本格って感じで、

すらっと読めて、私は好きです。

綾辻さんの解説も嬉しい。

[おかゆさんの感想 · 2020年3月14日]

初めての作家アリスシリーズ
探偵と助手物はシャーロックホームズと京極堂しか知らないけど、その二つと比べて火村も有栖も殺伐としてないのが良い
続編とドラマも手を付けてみようと思う

[strereoさんの感想 · 2016年2月15日]

火村英生シリーズ第一弾。ドラマもやってます。読んでてキャラクターが好きになるタイプの人にオススメ。

[nikeyさんの感想 · 2016年1月19日]

たぶん何度か読んでるんだけど、久々に読んだことは間違いない。火村（作家アリス）シリーズの第１作目。ドラマ始まって、無性に読みたくなってKindleで買ってみた。
改めて長編で読んでみると、火村とアリスは本当に仲が良い。こんなに仲良い友人って稀有だよなぁ。
屋根の上からアリスが落ちそうになったときの火村の様子とか。。。いろいろな疑惑がささやかれても仕方がない(笑)。

著者プロフィール

１９５９年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。８９年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」