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- / ISBN・EAN: 4988013118287
感想・レビュー・書評
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ドイツ映画だが、
一昔前のフランス映画っぽい。
アートっぽいと言うか。
一番いただけないのは、邦題。
コーヒーをめぐる冒険ではないし。
ただダメな少年の話だし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
白黒でも早朝と夕方の違いは表現できるのだという発見。この映画が白黒である必然性は感じられませんでしたが。
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正直面白いって話しじゃないんだけど、嫌いじゃなかったなぁ。ドイツ映画っていうのも個人的にはツボだった。
ついていない青年の一日を描いたモノクロ映画。
モノクロは昨年公開の「フランシス・ハ」に続き。
予告が誇大な気も。もう少しドラマがあるとよかったかなぁ。形から入るのでとりあえずコーヒーいれて観たけど、考えてみたらものすごい邦画タイトルにしたな。 -
彼がツイてないのは彼のせい。
違和感を理由にして何もしない、他人に深く関われない。けど何かを求めてしまうのね。
あー私と同じタイプ、その生き方つらいよーと同情しながら見終わりましたとさ。
ドイツ映画ってこんな感じ?
淡々と、描き方も日常的で普遍的、邦画に少し似てるかなと思いました。
洋か仏が好みです -
イマドキの悩める若者のついてない一日をたどった映画
ドイツの戦後60年後の現在という時代も描写しているようだった
どこにいってもコーヒーは飲めなくて、まるでダメな暗示なようだけど
タバコの火は誰もが快く借してくれるんだから、まんざら悪くないんじゃないかとも思う
ついてない日の次の日の朝――やっとコーヒーを飲めた主人公は、そこから歩き出せたらいいなと思う
ところで 邦題って誰が決めるんだろう……
原題そのままで良かったんじゃないかと? -
タイトルとパッケージから、コーヒーが飲みたくなるようなオシャレコメディ映画なのかなと思ってたのが、まさかコーヒーがちっとも飲めない物語だなんて!!
ニコ青年のとことんちょっとついてない1日の物語。緩い、緩いよ。そしてシュール。ホームレスに小銭をやってキャッシュカード吸い込まれ、困ったニコはそろりそろりとホームレスにあげたコインを回収しようとしてたところ女の子にものすごい軽蔑の眼差しを向けられたり、、ね。期待してた物語とは違ったけど、緩くて地味でのんびりした映画で嫌いではなかったかな -
ちょっと変わった人々に出会う1日、今までのニコの人生がそんな感じでやり過ごしていたのかも知れない。
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とある青年ニコの、何事もなんだかうまくいかない、そんなちょっとした日々の物語。
人間誰しも良い時期があれば悪い時期もある。
ちょっとタイミングが悪かったり気分が乗らなかったり。
なぜか勘違いされたり厄介事に巻き込まれてしまったり。
そんな、些細だけれどちょっぴり胸につかえるような出来事。
誰だってハッピーを求めるものだけれど、長い人生ハッピーだけじゃつまらない。
こんなほろ苦いエピソードの一つや二つ、あっても悪くないんじゃない?
でも、いくら美味しくないからってトイレに流しちゃダメよニコ。
お洒落な音楽が、ほろ苦いコーヒーをマイルドにしてくれる。
飾らず気取らず、のんびりと観れる作品。