- Amazon.co.jp ・電子書籍 (188ページ)
感想・レビュー・書評
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昔の本であるが今に通用するものもあると思えた。ただ、ジェンダーバイアスが気になる。
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「バカな」と「なるほど」の二つの特徴を同時にもつ企業の経営戦略を解説した本。
一見すると非常識な戦略(バカな)だが、説明を聞くと理屈が通っていて納得できる(なるほど)。そんな経営戦略の成功事例を読み解いています。
1988年発刊の本書。事例は古いものの、経営戦略の本質が書かれており、古臭さは感じません。 -
経営の要諦を分かりやすく説明していてとても読みやすかったです。前置きが長いのと、繰り返し同じことが出てくるのが少々難点。
最後にJRの多角化について触れられていますが、出版から8年経った今、更に時代が変わり答え合わせになっていることを感じました。
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第一部 常識破りの発想
経営戦略成功の条件
1.差別性 多くの企業がとる常識的な戦略と異なる
2.合理性 よく考えられて理屈に合うこと
差別化の一つは時間差戦略
外国と日本の差、進んだ業界と遅れた業界の差に注目して経営戦略を発想する
戦略を社内で伝達する方法は口頭、文書、人事、予算、組織、日常の言動がある
マイナスの情報はイノベーションの素
新事業が軌道に乗るまで5〜10年かかる
軌道に乗せるまでリーダーのから元気も必要
期限を決めて取り組む
定期的な変化(ジョブローテーション等)
第二部 常識破りの戦略
企業の長期成長はどの産業に身を置くか次第
そのため多角化は必須、多角化は差別化が必須
企業変身のポイントは
①危機感②技術の蓄積③時代の潮流に乗る
リーダーシップで重要なのは既存事業の縮小と撤退をうまくやること
海外進出の鍵は①海外雄飛の夢②技術力③余裕
トップはやり方に口出しせず応援する
リスクテイカーの評価を上げる -
楠木建先生の愛読書 30年前に発刊と思えない
中期経営計画の意義 住友磯田頭取 トップダウン
「組織改革」の狙いを伝えるコミュニケーション
①口頭②文書③人事④予算⑤組織⑥日常
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