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感想・レビュー・書評
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神武天皇以来の歴史をたどり、世の移り変わりを通して歴史の道理を示した歴史書。
朝廷側である慈円が歴史をふり返る中で、源頼朝(鎌倉幕府)に道理があり、貴族から武士へと時代が変わっていることを説いています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
藤原氏がいかにして権力を手にしてきたかが、とてもよくわかる。その結果が武士の世を導いてしまう。この権力構造は今でも通用することを示す、よい解説になっている。そのキーワードは、「道理」である。この便利な言葉を使えば、どのような理不尽なことでも説明できてしまう。同様な権力構造自体は中世ヨーロッパでも見られるが、それをどのような言葉によって正当化しているのか気になった。
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