- Amazon.co.jp ・電子書籍 (202ページ)
感想・レビュー・書評
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平安時代のお役人(検非違使や、陰陽師等)も激務をこなしていたんだな。
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在原業平と菅原道真の探偵コンビが事件を解決。キャラがたってて面白いわ。
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5巻まで読了。Kindleにて。
追いかけたい歴史漫画を増やしたくて。
クールで生意気な文学少年、菅原道真のところに、チャラい在原業平やそのほかの人が厄介ごとも持ち込んで、道真がイヤイヤ解決する話。自室で書物を読むことが一番幸せな道真は知識も豊富で。それでも、知っているだけでは意味がないこと、知識は使わなければならないのだということに気付く。世は藤原が着々と権力を握っている。不正がまかり通る政治の世界を垣間見て憤りを感じる道真。誰かとつるんだり助けたりすることで、帝に仕える父に迷惑がかからないか?少しずつ政に関わりつつある道真が悩む姿が可愛らしい。主人公をまだ宮仕えしていない秀才くんにしたのが面白い。夢枕獏の「陰陽師シリーズ」のように、数話完結で進むのかと思いきや、ちゃんと大きい流れでも動くらしい。
続きが楽しみです。 -
何気に手に取った応天の門。かつての自分であれば時代が時代で、題材も題材で、敬遠していたであろう作品。年をとり世の中の仕組みだったり、人の思いであったりをかじり、様々な知恵をつけたら見方が変わった。阿吽や呪術廻戦などの他作品と出会ったことも大きい。名前ぐらいはかろうじて知っている過去の偉人たち。創作とはいえ史実に基づき、時にミステリ仕立ての謎解きエピソードを盛り込み、政という名の下に権力を争うおっさんたちの思惑にページをめくる手が止まらない。
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これは面白いです!
平安ミステリーといった感。
三白眼の道真と業平2大スターの共演と、藤原一族。
時代背景についても細かな解説あり、創作だけど時代に浸れる。一気読み決定です! -
大河ドラマ「平清盛」ファンとして、(なんだか読みやすいな…)とすいすい読み進めてたら考証に本郷和人先生が出てきてついウフフって笑ってしまいました。
一種のホームズ&ワトソンもので、怨霊や祟りの仕業とされる事件を若き日の菅原道真が在原業平と共に解決してまわるのだけど、そんな主人公その人が日本有数の怨霊と恐れられる結末が避け難いのを想えば、青春がうららかに描かれるほどこの先どうなってしまうんだろうと思わせる描写でもあります。 -
宝塚歌劇で舞台化されるということで、予習のために読み始める。電子書籍で漫画を読むのははじめて。登場人物たちの相関関係や役職名など、わからないことが多いけれども、それを調べながら読み進めるのもまたたのしい。
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検非違使を束ねる在原業平と早熟の天才 菅原道真のコンビが、平安京で起った事件を、推理し、解決するなかで、大きな物語が進んでいくという連作短編集です。タイトルにある「応天門の変」がクライマックスでしょうか?晴明・博雅を彷彿させる「陰陽師」のテイストがありますね。絵が綺麗なのと菅原道真の小生意気なキャラが面白く、次巻に進みたいと思います。
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キンドルがやたらとこの漫画をおすすめしてくるので、気になったので読んでみると、シャーロックを彷彿とさせるとても面白い漫画だった。
読むまでは表紙の少年は宮さまか誰かかと思っていたら、菅原道真公だった。
実際に菅原道真と在原業平に交流があったのかは、長岡天満宮https://nagaokatenmangu.or.jp/がそう主張しているだけで、他の文献では確認されていないらしい。
おそらく神社に箔をつけるために、伝説的な有名人たちのエピソードを作ったんだろう。
それはともかく、この漫画は面白い。長岡天満宮にも行ってみたい。長岡ってどこ?京都?狛犬はあるのかな?