- Amazon.co.jp ・電子書籍 (239ページ)
感想・レビュー・書評
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4.5
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取引先の社長に勧められた本。実話を元にした小説。会社を作る意味を感じられるさわやかな話し。
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マジムやおばあ、島の人々たちの思いを乗せて風が島の香りを世界に運ぶ。小さなサトウキビの島でのラム酒造りに挑む主人公に彼女を見守る人々のシマクトゥバが優しい。まるでページから芳醇な香りとグラスにぶつかる氷の音が聞こえてくるような一冊。 #
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うちなーぐちで真心を意味する“まじむ”と名付けられた女性が、一念発起して派遣先のベンチャーコンクールに応募して夢を叶える姿を描いたサクセスストーリー。マハさんの作品をすべて読んだわけではないので他にもあるかもしれないが、デビュー作『カフーを待ちわびて』以来の沖縄を舞台とした作品だ。
人生の師匠でもあるおばあ、ほのかに恋心を抱く行きつけのカフェバーのバーテンダー、離島の人たちなど登場人物も多彩で楽しい。実話を基にしたというのもすごい。ラム酒が飲みたくなった。
kindle unlimitedにて。 -
沖縄産の「風の酒」を造る。
伊波まじむが会社のベンチャー企画コンペに南大東島のサトウキビでラムを造るという企画で応募する。
まじむの沖縄産ラムにかける想いの熱さが心地よかった。 -
タイトルを見た時、どんなストーリーなのか想像がつかなかったけど、読み始めたらあっという間に読了。沖縄産アグリコールラム酒を作るために、起業した若い女性のサクセスストーリーなんだけど、勢いだけじゃなくて思わず感情移入してしまう展開や沖縄が目に浮かぶような情景や言葉遣いが秀逸。南大東島の風に思いを馳せながら、サトウキビ畑を想像しながら、ラム酒ってどんな味がするんだろうと、読んでいる最中ずっと楽しかった!
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南大東島産ラム酒を無性に飲みたくなりました。
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読書後の清涼感が半端ない!キューバリブレがたまらなく飲みたくなる