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- / ISBN・EAN: 4988003829971
感想・レビュー・書評
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つまらなさ過ぎた
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郊外の頭悪い姉弟ストーリー。
田舎でありそうな設定で、
妙なリアル感がある。
話が派手じゃないし、
演出もダラ〜っとしているので、
眠いタイプではあるが、
少ないセリフに印象的なモノもある。
でも、観る人を選ぶな。普通だけど。 -
なんとなく微妙だったなぁ、黒川芽以がかわいかったぐらいかなぁ。
フリーキーなギター音は良かったけど。 -
被写体となる男女をどこかしら生活感の希薄な役柄で演じさせている。登場人物が、状況設定とはいっさい無縁の視線の動きやふとした身ぶりで無言の存在感を発揮している。特に、弟を演じる染谷翔太のぶっきらぼうな立ち振る舞いは良い。父親に反抗するヤンキーを演じる姉の傍らに寄り添い、特色あるヤクをする訳でもなく、ただ弟であることだけに徹しているそのとりとめのなさが見る者の心を不安に騒がせる。
姉ヤクの黒川芽以も素晴らしい。これしかないという決定的な身ぶりで画面に登場する。ドライブイン蒲生の日当たりのよい窓際のイスにだらしなく腰をおろし、要項に映える長い赤髪をセーラー服姿のままでいつまでもいじり、客(ズゴックとさえ呼ばれる首が短い古紙回収業者)を真正面から見つめる姉をとらえた複数のショットにおける視線は生々しい。蓮實重彦は、そのキャメラをベルイマンの『不良少女モニカ』でハリエットアンデルソンに向けた群なールフィッシャーのように素晴らしいと絶賛する。
娘を連れて暴力的な夫から逃れていた姉を改めて夫に立ち会わせるために弟は車のハンドルを握り、姉とその娘を乗せてドライブインの空っぽな駐車場を後にする。姉弟を正面から画面におさめると不意にギターのBGMが高まり、橋の上を走行している車の向かって左手の窓から、何の変哲もない長い橋が画面の左へと斜めにと遠ざかって行くのが見える。この2本の橋が肝心なシーンの舞台装置となるだろうと誰もが思う。
姉弟が走行中の車内で父の一語を口にすると、いきなり時間がさかのぼり、まだ父が生きていた時期のドライブインでの単調な日々が回想される。また、やるのドライブインの駐車場で、姉が「夏の名残の始末をしよう」と花火を方々に炸裂させ、父を話題にして弟は姉からしめあげられる。弟が、姉は父に似ているというと、姉はいきなり花火を押しつけ、腕を引っ込めた腕を握ったまま放そうとせず、いたわるようにそっと息をふきかける。いきなりショットが変わり、黙って息を吹きかける姉が夜の光のなかにクローズアップされるのだが、その表情の思いもかけない艶やかさに、誰もがたじろぐ。また、父が危篤と分かった姉弟が自宅の玄関先で、かがんで午後の光の中でカップ麺をすすりながら輪廻転生について他愛ない言葉を交わす長い固定場面も素晴らしい。遺影を抱えて、自宅に戻る葬儀後のシーンの横移動と後退移動の組み合わせも良い。
アイスピックの小道具も効いていた。
【ストーリー】
街道沿いの寂れたドライブインに生まれ育った姉の沙紀(黒川芽以)と弟の俊也(染谷将太)。ロクデナシの父・三郎(永瀬正敏)のせいで、物心ついた時から“バカの家の子ども”と蔑まれてきた2人の人生にはロクなことがない。周囲に対する反発からヤンキーになった沙紀は、挙句の果てに妊娠して家を飛び出していたが、数年後、夫のDVが原因で出戻ってきた。ヨリを戻すのか別れるのか?決断すべく、幼い娘の亜希子(平澤宏々路)と俊也を引き連れ、夫の元へ向かう沙紀。その道中、沙紀と俊也の胸に去来するのは、意外にもあの父のことだった……。2人は父から受け継いだ何かを胸に抱いて今、決戦の場に赴く
「萌の朱雀」を始め、数々の作品でカメラマンとして活躍してきたたむらまさきが、75歳にして初監督に挑戦。芥川賞作家、伊藤たかみの短編小説を原作に、ドライブインを経営する実家で育った姉弟の不器用な生き様を描く。出演は「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」の染谷将太、「横道世之介」の黒川芽以。 -
んー…これほどまでに何も起こらない映画ってあったかな?? というくらいにアレですね、何も起こらない…静かな映画でした。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、決して退屈ではなかったんですけれども、なんかアレですね、不良というか、ヤンキーというか、この映画の中では侮蔑の対象っぽい少年少女を演じている役者陣ですけれども、どことなく無理があったような…うまくは言えませんけれども、どこかチグハグしたような演技の連続でしたね…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
感想らしい感想は特に無いですねぇ…黒川芽衣ちゃんが可愛かったことくらいしか…あと意外に彼女、染谷君よりも大分年上なんですねぇ…ウィキペディアで調べて判明したんですが…まあ、どうでもいいですね。さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー -
抑制がきいた物語でよかった。監督がカメラマンだけに、撮り方が面白かった。
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全編、ゆるゆるうだうだずるずるだらだらのまったりしたシーンのつなぎ合わせ。
アイスピックが登場するが、決定的な凶器にはならない。
ヤンキー姉貴のどうしようもない閉塞感、それでもどことなく存在感のある弟がいることで、辛うじて家族を感じ、感じさせ、そして帰っていく、あるいは帰っていかざるを得ない場所があるということか。 -
思ってたよりも普通
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荒んだ家族の話。
ただ荒んでるだけで、見ただけで気持ちが沈んで
あー見なきゃよかったなって感じだ