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- / ISBN・EAN: 4988013169180
感想・レビュー・書評
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ガス・ヴァン・サントの映画に漂う、刃の上を歩くような張り詰めた感じがないのがちょっと拍子抜け。
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山場なく、たんたんと綴られたストーリー。最後の方にどんでん返しがあるものの、そんなんほんとにあり?と思ってしまう。シェールガス採掘による自然への影響が、実際どの程度なのか、最後までわからないままだった。マイケル・ムーア的社会派映画を期待したので少し残念。
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大手エネルギー会社のやり手社員スティーヴがパートナーのスーとともにやってきたのは、農業が主要産業の田舎町。二人の目的は町の地下に眠る天然ガスを採掘するため住民たちから土地の採掘権を得る契約を結ぶためだった。
仕事は順調に進むかに見えたが、採掘に反対する元大学教授や環境保護団体の男の登場で雲行きが怪しくなる。
何とも微妙な問題と言えば問題だなあ、という見ていて思いました。さしたる産業のない町において、天然ガスの採掘は町を活性化させる手段の一つだとスティーヴは説きます。しかしもちろん自然への影響はゼロなのか、と問われるとそうも言いきれなくて…。結局どんな話でも旨い部分しかない、なんてことはなくて、メリット・デメリットをきちんと把握したうえで理解しなければならない、ということなんでしょうね。
どっちが正解でどっちが間違い、という話でもない気がするので、その点をもうちょっと掘り下げてほしかったかなあ、と少し思いました。どんでん返しはなかなか面白かったのですが、そのどんでん返しで、その点がちょっと曖昧になってしまったような気がしたので。
スティーヴとスーの雰囲気はなんだか良かったです。べたべたするわけでなく、どちらも大人として、仕事上のパートナーとして絶妙な距離感で仕事に臨む姿がさりげないながら良く感じました。 -
ちょっと中途半端と言うか、もうちょっと掘り下げて欲しかったってきがします。
地域の伝統や一族の歴史みたいな大きな遺産。それを守り続けていきたいと思う切なる願い。しかしジリジリと追い詰められていく生活環境。子供の未来の為にそこから抜け出したいと言う葛藤…そこへ利益優先で敵も味方も騙してまでとにかく利権を手にれようとする大企業の思惑…結構、大事なことを題材としている筈なんですけど全体的に足らない印象って云えばいいでしょうかねぇ〜
物語がと言うよりは作品の引力が薄い印象が拭えない。ちょっと期待はずれな作品でした。 -
最近はやりの環境守れ系
ラストはよめなかったから面白かった -
Promised Land
良い映画。
ちょっとした会話(とくにスティーヴとスー)がとてもいい。
演技も自然だし、脚本がいい!マット・デイモンとジョン・クラシンスキーが脚本書いてた!
ロブとスーの絡みもいい。
恋するベーカリー(It's Complicated)のジョン・クラシンスキーが出てたのがうれしい。
マット・デイモンはリプリー
監督 ガス・ヴァン・サント
スティーヴ・バトラー (マット・デイモン)
ダスティン・ノーブル (ジョン・クラシンスキー)
スー・トマソン (フランシス・マクドーマンド)
アリス (ローズマリー・デウィット)
フランク・イェーツ (ハル・ホルブルック)
ロブ (タイタス・ウェリヴァー) -
マット・デイモン主演。なんとなく「真夏の方程式」を思い出した。
全ては”選択の問題”なのだ。