プロミスト・ランド [DVD]

監督 : ガス・ヴァン・サント 
出演 : マット・デイモン  ジョン・クラシンスキー  フランシス・マクドーマンド  ローズマリー・デウィット  ハル・ホルブルック 
  • ポニーキャニオン
3.23
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  • (2)
本棚登録 : 146
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013169180

感想・レビュー・書評

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  • ガス・ヴァン・サントの映画に漂う、刃の上を歩くような張り詰めた感じがないのがちょっと拍子抜け。

  • 山場なく、たんたんと綴られたストーリー。最後の方にどんでん返しがあるものの、そんなんほんとにあり?と思ってしまう。シェールガス採掘による自然への影響が、実際どの程度なのか、最後までわからないままだった。マイケル・ムーア的社会派映画を期待したので少し残念。

  •  大手エネルギー会社のやり手社員スティーヴがパートナーのスーとともにやってきたのは、農業が主要産業の田舎町。二人の目的は町の地下に眠る天然ガスを採掘するため住民たちから土地の採掘権を得る契約を結ぶためだった。
    仕事は順調に進むかに見えたが、採掘に反対する元大学教授や環境保護団体の男の登場で雲行きが怪しくなる。

     何とも微妙な問題と言えば問題だなあ、という見ていて思いました。さしたる産業のない町において、天然ガスの採掘は町を活性化させる手段の一つだとスティーヴは説きます。しかしもちろん自然への影響はゼロなのか、と問われるとそうも言いきれなくて…。結局どんな話でも旨い部分しかない、なんてことはなくて、メリット・デメリットをきちんと把握したうえで理解しなければならない、ということなんでしょうね。

     どっちが正解でどっちが間違い、という話でもない気がするので、その点をもうちょっと掘り下げてほしかったかなあ、と少し思いました。どんでん返しはなかなか面白かったのですが、そのどんでん返しで、その点がちょっと曖昧になってしまったような気がしたので。

     スティーヴとスーの雰囲気はなんだか良かったです。べたべたするわけでなく、どちらも大人として、仕事上のパートナーとして絶妙な距離感で仕事に臨む姿がさりげないながら良く感じました。

  • ちょっと中途半端と言うか、もうちょっと掘り下げて欲しかったってきがします。
    地域の伝統や一族の歴史みたいな大きな遺産。それを守り続けていきたいと思う切なる願い。しかしジリジリと追い詰められていく生活環境。子供の未来の為にそこから抜け出したいと言う葛藤…そこへ利益優先で敵も味方も騙してまでとにかく利権を手にれようとする大企業の思惑…結構、大事なことを題材としている筈なんですけど全体的に足らない印象って云えばいいでしょうかねぇ〜
    物語がと言うよりは作品の引力が薄い印象が拭えない。ちょっと期待はずれな作品でした。

  • マット・デイモン演じるシェールガス会社の土地買収(正しくは借地権を取る)担当者が最初のうちはとても善人で、努力家の企業人に見えるのだが、途中からそれが一転してダークサイド側に見えてしまう。で、「このままこの男は破滅していくんだろうなぁ・・・」と思っていると意外にも、また好感度を取り戻していく、という展開はとってもうまいし、ハラハラさせられる。また助演のフランシス・マクドーマンド(「ファーゴ」)がいつものとおり、渋い存在感を醸し出してくれる。
    だが、問題はエンディングで、「ちょっとマット・デイモンがいい子すぎない?」と思ってしまうわけである。まあ、彼が至る結論そのものは何の文句もない、立派なものであるのだが、ちょっと綺麗すぎる着地点のように感じてしまったのであった。
    でも、「シェールガス」というテーマで映画を撮るっていう、ガス・バン・サント監督の心意気には「さすが」と思いました。

  • 最近はやりの環境守れ系
    ラストはよめなかったから面白かった

  • TV深夜シネマ録画>久々のガス監督とM.デイモンがタッグを組んだヒューマンドラマ。
    前見た「グッド・ウィル・ハンティング」みたいに、静かだけど良いお話でした。こういうの好きです(*´ω`)♪
    天然ガス採掘に向けて、貧しい田舎の農村へ開拓に向けて奔走する大企業(グローバル社)の2人の営業マン。
    この2人のキャラが割と対照的で面白かった。なかなか冷徹なF.マクドーマンドも良くて巧い♪
    ガス採掘を巡り、環境問題が提起されてたり、街にデマが流れたりして、街の人含め、営業マンを混乱させます。
    気のいい奴,スティーヴ(M.デイモン)も役柄が良い。
    貧しくとも美しい緑豊かな自然の田園風景が残る,この街をお金の為に変えてしまって良いのだろうか?と言う問い。
    「何でこんな事するかって?誰がこの家を守るんだ?」スティーヴの祖父が放ったこの言葉が沁みます。
    スティーヴの意見も若者視点から見れば解らなくもないんだけどなぁ。。
    良い映画見たな♪

  •  エネルギー会社の男女が田舎の街にやってきて天然ガスの採掘権を町民から買い取ろうとする。反対派も表れ、住民投票をすることになるが。。。

     普通なら悪役である大企業からの使いを主人公にするところが面白い。彼らの言葉の一つ一つが考えさせる。俳優陣の表情がいい。監督は『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の人なのか。
     最後、結局主人公がいい人になってしまうのはもっといい終わらせ方があったように思う。大企業って怖いですね。。。
     

  • Promised Land
    良い映画。
    ちょっとした会話(とくにスティーヴとスー)がとてもいい。
    演技も自然だし、脚本がいい!マット・デイモンとジョン・クラシンスキーが脚本書いてた!
    ロブとスーの絡みもいい。

    恋するベーカリー(It's Complicated)のジョン・クラシンスキーが出てたのがうれしい。

    マット・デイモンはリプリー

    監督 ガス・ヴァン・サント
    スティーヴ・バトラー (マット・デイモン)
    ダスティン・ノーブル (ジョン・クラシンスキー)
    スー・トマソン (フランシス・マクドーマンド)
    アリス (ローズマリー・デウィット)
    フランク・イェーツ (ハル・ホルブルック)
    ロブ (タイタス・ウェリヴァー)

  • マット・デイモン主演。なんとなく「真夏の方程式」を思い出した。
    全ては”選択の問題”なのだ。

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