ノスタルジア [DVD]

監督 : アンドレイ・タルコフスキー 
出演 : オレーグ・ヤンコフスキー  エルランド・ヨセフソン  ドミツィアナ・ジョルダーノ 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.62
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本棚登録 : 86
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111247599

感想・レビュー・書評

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  • 思った以上にわからなかった(笑) でも全然つまらなくなかった つまらない映画は途中で飽きちゃうのに そんなことがなく最後まで圧倒的な緊張感 そういうふうに見るべき映画だと思っているからかもしれないけれど

    あと映画館のスクリーンで見たっていうのが大きかったような気がする これを家でMacで見たらちょっと受け止め方が違ったんじゃないかと言う気がする

    圧倒的な映像体験という意味では「2001年の旅」に近いような気がしないこともない

    圧倒的に美しい光と影 そして静寂 計算された構図など 映像はもうたまらないほど美しくタルコフスキー節

    雨、水、泥(このビシャビシャした感じはちょっと苦手なんだけど)

    露出がとにかくすごい アナログのフィルムでよくあんなのが撮れたと思う(現像しなきゃわかんないわけでしょ) 4Kデジタル化する際にいろいろといじってはいるんだろうけれども

    ひとりは自らに火を放ち世界を破滅から救おうとした ひとりは小さなろうそくの炎を守りきり命を落とした、彼は何を救おうとしたのだろう

    パンフレット読むのも楽しみ

    そうそう シェパードの演技ものすごく良かった

    パンフレットを読んでいろいろと 理解ではないんだけれども ポイントがわかってきた
    やっぱりスクリーンで見てよかった 理解できてもつまらないものもあれば 理解できなくても面白いものもある なんとなくそんな感じ とても強く印象に残る作品

    「去年、マリエンバードで」なんてまさにそんな感じ まったく何が何だかわかんなかったけれども 今でも強烈に印象に残っている

著者プロフィール

アンドレイ・タルコフスキー(Andrej Tarkovskij):1932-86年。ソヴィエト・ロシアの映画監督。ショットの中を流れる時間とそれを表現するリズムに注目し、独自の映像を創出。1984年に亡命。作品に『惑星ソラリス』『鏡』『ノスタルジア』など。映画は人間存在の精神的実在に迫れると確信しながら、映像を文明批評の水準に高めた。86年パリで客死。『サクリファイス』が遺作となる。

「2022年 『映像のポエジア 刻印された時間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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