陽炎 東京湾臨海署安積班 [Kindle]

著者 :
  • サウンズグッド カンパニー
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感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 須田、黒木、村雨、速水、安積...個性描写が良かった。

  • 令和4年6月6日
    短編集。
    最後の少年が無垢でいじらしい。
    人質をとったものの犯罪らしい犯罪は犯していなかった。
    こんなに怯えているのは、案外今の若者全体に当てはまるような気もする。

  • 今野敏の安積班シリーズ。
    前回の失敗を踏まえるのであれば、このシリーズは文庫の「二重標的」
    から読むべきなのだが、今回は特別。某所より、この「陽炎」には
    STのメンバーが参戦している、との情報を得たため。

    安積班、ハンチョウの庭に普通に入って来ていつも通りの動きを見せ
    たのは美しすぎる男性心理学者・青山。今野敏作品の中では比較的
    ゆるやかな部類に入る安積班シリーズだが、そこでも抜群の存在感を
    発揮。こういう作品リンクゲストは失敗すると目も当てられないのだ
    が、コレは大成功の部類かと。STの新作を待ってる人は、こちらを
    読んでおけば充分にツナギになる、と保証しときましょう。

    ちなみにこちらは短編集。青山は常時登場するワケではなく、全8篇の
    うち1篇に登場。他の7篇も相変わらず安心して読める安積班テイストで、
    面白い警察小説のスタンダードとも言える内容。そろそろ読む本が尽き
    てきたから、いよいよ安積班シリーズ読破を目指すか・・・。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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