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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988104096005
感想・レビュー・書評
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これは降旗監督の傑作ですね。高倉健と田中裕子にとっては代表作といえるでしょう。特に、田中裕子は、どこをとってもいい女っぷりの妖婦で、この妖しさに敵う男は居そうにありません。三方五湖あたりの日本海の冬の景色は凄まじい。荒涼とした海はごまかしのないギリギリの感情のぶつかり合いに重なりました。音楽もトゥーツ・シールマンスやナンシー・ウィルソンを起用して、ジャージーで垢抜けていますね。全てに満足しました。
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大阪ミナミか若狭の浜か
冬の荒れまくってる海の波と雪
大阪の華やかなネオン街
まったく違う、ふたつの世界を、つないでいるローカル鉄道
高倉健の主人公が、オトコとして生き方と居場所を巡って、揺さぶられる
浜の漁師か、元のヤクザか
どっちを選ぶのか、ドラマティックだった
田中裕子の、可愛いオンナと魔性のオンナとの振り幅がすごかった
コワイけど可愛くて好きだ
実直だけど内に暗いものを秘めた高倉健と、生粋の漁師でカラっとしている田中邦衛
元ヤクザの高倉健と、足を抜けないでいるビートたけし
魔性の女の田中裕子と、浜育ちで出来た女房のいしだあゆみとのイイオンナ対決
相対関係か面白かった
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