昔、紙で読んで、電子書籍で読み直してほぼ忘れてたなーとか思いながら新鮮な気持ちで読んだ。電子書籍でお試しで読める話が一推しなのでオススメです。
好きなのは「貸金庫」「イェユーカリ」「祈りの海」「百光年ダイアリー」…うーん、まあ気に入らなかった話はほぼ無いです。ちょこちょこ読んでて手塚治虫感を感じたり、オーソン・スコット・カードについてふと思いを巡らせたりなど。つまりアイデンティティに関して己の事態に一人で立ち向かう男の話が多くてヒロイックだと思います。話が最後でぱつんと切ったような切り上げ方をする所もかっこよくて魅力的です。
パートナーと微妙に仲が悪いけど愛してる、みたいな話多いなとか思いました。とにかく一人で立ち向かわなきゃならないのかな、とか。
一年くらい寝かせて読み返したらまた楽しめそう。