三国志 09 図南の巻

著者 :
  • ALLVD (2015年1月10日発売)
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感想 : 9
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感想・レビュー・書評

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  • 蜀に入ってから漢中を取るまでの勢いが凄かった!!
    後半は呉と魏が協力して荊州を攻めてくる話だった。関羽があの大任務をこなせるのか心配になった。とりあえず先がすごく気になる終わり方だったので、次の巻いきます!

  • ここに、魏呉蜀の三国がまとまった。
    魏の曹操
    呉の孫権
    蜀の劉備
    三つ巴とは、このことなんだろうな。
    天下平定するには、ボス1人を決めんとあかんのかなってつくづく思う。
    ここまで来るのに、騙し騙され、親子友人を殺されてるから、恨み恨みからくるのも多いのだと思うけど、武勇と言いつつ、人殺しすぎ。

  • 魏の漢中攻めの手を弱めるために呉と魏を戦わせたり、力を増す蜀に対抗して魏と呉が同盟したりと、複雑なパワーゲームが繰り広げられる様子は三国志ならでは。
    また、黄忠や魏延、司馬仲達が活躍する一方で序盤から出てきていたキャラクターが死んでいくのも世代交代を感じさせる。
    あとは推しキャラの龐統がアッサリ退場してしまい残念。もっと活躍を見たかった。

  • 三国志新時代です。ここまでの主役たちがなくなっていきます。ちょっとさみしい。でも、趙雲や魏延、そして孔明、さらに子どもたち。その活躍が見られます。

  • 三国志の世界も成熟から黄昏へと入っていくところです。蜀の劉備がいよいよ漢中を得、漢中王を名乗り、魏王曹操と戦いを始めます。第三勢力の呉の孫権は、どちらにどのように付くのか、政治的な悩みを持つようになります。英雄曹操も年を取り、人の世に並ぶもののない権勢を誇るようになり、それゆえの弊害も出てくることから動揺を招きます。志ある人が、能力のある人が失われていくとき、国はどうなるのか。若い真直ぐな時代は過去となり、戦争に対する様々な人々の考え方が、戦に影響するようになります。三国志以後の主役も姿を現し、黄昏の雰囲気漂う内容でした。

  • R3.11.15~R4.2.18


    (あらすじ)

    (感想)

  • 曹操が嫌なじいさんに成り下がってしまって
    ファンとしては悲しい。
    以前と変わらないのは孔明、趙雲くらいで英傑たちは
    それぞれ年を取って変化が見えてるんだよね。
    寂しいなぁ
    そのせいか、物語に魅力も感じなくなった。
    あとは読み終えるまで頑張るのみ。

  • 荀彧が嘆いたように、曹操は愚に返ってしまっている。
    結局のところ、全部自分のためだけにやっている…ということになる。
    荀彧が悲しい。

    曹操は暴走。痛い目にあってもなかなか死なないな!

    関羽は相変わらず賢くて強いな。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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